【2024年版】アクシーインフィニティを無課金で真剣プレイしてみた感想と評価!~精神疾患を抱えた筆者が初めてNFTゲームに挑戦~
「これまで初期投資が必須だった世界的人気NFTゲームを無課金で始められるようになった」と聞いて、この手のゲームになかなか手を出せなかった方も興味が湧きませんか?筆者もこの情報に飛びついた1人です。
とは言うものの、
といった疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は世界的に有名なNFTゲームの1つ、Axie Infinity: Origins(以下、アクシーインフィニティオリジンズ)を初期投資なしでプレイしてみた経験をもとに、その遊び方、感想、評価を詳しく解説します。筆者は様々なゲームで無課金プレイの限界を模索し続けてきましたので、その視点からアドバイスをお伝えします。
具体的には、
以上の流れで重要なポイントをしっかり押さえながら疑問点を解決していきます。
NFTゲームの世界になかなか踏み出せずにいた方も本記事を読むことで、複雑そうに見えるゲーム性や、身体などのハンデによる敷居の高さがグッと下がること間違いなしですので、ぜひ一読してみてください!
~NFTゲーム未経験者の筆者がプレイしてみた!~
筆者は自律神経失調症の経験があり、現在は軽度のうつ病と診断されています。これにより、些細なことで生活リズムが乱れることが課題となっており、約10年間、月一回の通院と抗うつ薬及び睡眠薬の服用を続けています。
一方で、筆者は3歳頃から初代プレイステーションでRPGをプレイしていたという逸話を持つ、生粋のゲーマーでもあります。ゲームは長年にわたる筆者の趣味です。
筆者が最もよくプレイするゲームのジャンルはRPGですが、格闘ゲーム、デジタルカードゲーム、レースゲームといった対戦ゲームも少々嗜んでいます。基本プレイ無料のゲームにおいては、無課金で限界を目指すというプレイスタイルを貫いています。
初めに述べたように、今回は筆者自身がチュートリアルや各種ゲームモードを実際にプレイしながら、アクシーインフィニティオリジンの遊び方、感想と評価を詳しく解説します。
~アクシーインフィニティオリジンズの遊び方~
基本的には「アドベンチャーモード」→「アリーナモード」の順に挑戦して、お金と時間に余裕のある人は「Homelandモード」のプレイを検討するという流れが良いでしょう。
■アクシーインフィニティオリジンズのプレイモードについて
現状でプレイできるモードは大きく分けて以下の3種類があります。
◎アドベンチャーモード
アクシーインフィニティオリジンズをプレイし始めた初心者が最初に取り
かかるべき1人用のモードです。
システムとしては敵が配置されているステージをクリアしていく形式です。
バトルする度に「エナジー」という行動力を消費するため、1日にプレイできる量は限られています。
◎アリーナモード
PvP(対人戦)をおこなうモードで、勝つごとにSLPをゲットできます。
ランキングで上位に入れば貴重なAXSトークンをゲットすることも可能です。
こちらのモードもエナジーを消費するため、0になったらエナジー回復を待つ必要があります。
◎Homelandモード
Homelandは、2023年2月にアルファ版のシーズン1が開始されたばかりのモードです。
始めるためには土地(Land NFT)の購入が必須で、値段が高いので参入する敷居はかなり高めではあります。
~チュートリアルを進める~
ゲームが始まると、初期チュートリアルでゲームの基本を学びます。ここでは、バトルの流れ、カードの種類と使い方、山札と捨て山の概念、特別なカード効果、強化(バフ)と弱化(デバフ)、そしてカードのキープ方法などを覚えます。
◎デッキの組み方
アクシーは3体、カードは合計18枚、さらにルーンとチャームを組み合わせてデッキを構築していきます。ルーンは各アクシーに1つ、チャームは各カードに1つ装備することができます。
◎ルーン
◎チャーム
まずは、ゲーム開始時にもらえる無料のアクシー「スターターアクシー」3体でチュートリアルを進めていきます。
◎実際にプレイしながらバトルの流れをチェック!
・STEP1:プレイヤーが攻撃カードを選択して攻撃
・STEP2:ターンエンド
・STEP3:敵のターンに移行
・STEP4:敵が攻撃カードを選択して攻撃
・STEP5:プレイヤーのターンに移行
以降STEP1~5を繰り返す
~PvE:アドベンチャーモードをプレイ~
チュートリアルが終了すると、アドベンチャーモードをプレイできるようになります。
アドベンチャーモードは、自身のアクシーを用いてコンピューターと戦いながらステージを進行するストーリーモードで、経験値を得てレベルを上げたり、報酬アイテムやスターターアクシーを獲得することが可能です。
~PvP:アリーナモードをプレイ~
ユーザーレベルが3に到達し、ステージ6チャプター1をクリアすると、アリーナモードをプレイできるようになります。
「アリーナモード」は、プレイヤー同士が対戦するPvPのゲームプレイモードで、「練習モード」「ランクモード」「トーナメントモード」の3つから選択してプレイすることができます。
◎まずは練習モードをプレイ
相手の猛攻を凌ぎつつ…?
何とか勝利!
◎いよいよPvP、プレイヤー同士の対戦に挑む!
以下は実際に筆者がアリーナモードをプレイした際の動画です。
低いランク帯では主にbot戦となりますが、対人戦とバトルの流れは同じです。
~2つのモードをプレイしてみた感想と評価≪カードゲームのような側面を持つゲーム性≫~
■デッキ編成の自由度が非常に高い
このゲームでは先述のように、3体のアクシー、計18枚のカード、ルーン、チャームといった様々な要素を駆使してデッキを作ります。
初期段階から利用できるスターターアクシーや自身でクラフトできるルーンとチャームを使えば、早期から多彩なデッキを組むことが可能です。
その上、マーケットプレイスでパーソナルアクシーを購入することにより、より個性的で自分好みのデッキを作ることができます。
このように、デッキ編成における高い自由度がこのゲームの奥深さを生んでいると筆者は感じています。
■バトルは開始前から始まっている?≪深い戦略性と戦術的な駆け引きにある楽しさ≫
バトルの勝利への鍵はデッキ編成にあります。
どの要素を勝利の基軸とするのか、ルーンやチャームはどのように組み合わせると強力になるかなどを研究し、デッキのコンセプトと戦略をしっかりと練り上げることが求められます。
つまり、バトルは開始前から始まっているといっても過言ではないのです。
一方、バトル中ではカードのカードを使用する順番やタイミングという戦術が重要になります。敵と自分のデッキの相性や、どのアクシーにどんな強化(バフ)や弱体化(デバフ)が付与されているのかも考慮に入れる必要があります。
例えば、相手の攻撃を受け止める「タンク」役を先頭にする場合、そのタンクに最初にシールドを付与し、適時回復しながら倒されないようにすることが大切です。逆に、敵のタンク役を迅速に倒し数的優位を築くことも効果的な戦術と言えます。
一見、「難しそう」と感じるかもしれませんが、この戦略性の深さと戦術的な駆け引きにこそ、このゲームの醍醐味があると筆者は考えています。
■アクシーなどの特性、効果や役割をしっかり理解できていないとバトルにはなかなか勝てない
アクシーには9種類のボディクラス、つまり種族が存在し、各種族は特有の強みと弱みを持っています。たとえば、ビーストは単体攻撃に特化し、バード種族は広範囲の攻撃や複数回の攻撃を得意とします。
同様に、アクシーのパーツを構成するカードは9つのタイプに分類され、各カードタイプの特性を把握し、効果的に使用することが求められます。具体的には、Attackを持つカードは敵にダメージを与える能力を持ち、Skillを持つカードは仲間を強化(バフ)したり、敵を弱体化(デバフ)する能力を持ちます。
これらの要素はデッキを編成する際に必要不可欠であり、適切に理解して運用しなければバトルで勝利することは難しいでしょう。
筆者自身も、このゲームを始めて間もない頃は、覚えることの多さに苦戦しました。
■なかなか勝てない分、勝つための創意工夫が実った時の達成感は大きい
デッキ編成の自由度が高く、緻密な戦略と戦術的な駆け引きが必要とされるこのゲームは、アクシーの特性や効果、役割といった多くの要素を理解するために多くの時間を要することは確かです。
しかし、創意工夫が実って勝利につながったときの達成感というのは、その労力の分だけ大きいものとなります。
スターターアクシーだけでも勝利のパターンを身につけることは十分に可能ですので、まずはその達成感を味わうまで根気強くプレイしてみてはいかがでしょうか。
~ゲームに慣れるまでの敷居は高めなものの、1度慣れてしまえば身体などのハンデは大きな障害にならない!~
本記事では、NFTゲーム「アクシーインフィニティオリジンズ」の遊び方、感想、そして評価について詳しく解説しました。
ゲームのインストールは済んでいるけれど、遊び方がよく分からず、デッキの編成方法に迷っていた方でも、この記事を読んで理解が深まったのではないでしょうか。
確かに、ゲームに慣れるまで、そしてバトルで勝利するまでには多くの時間が必要となります。そのため「敷居が高いゲーム」、と感じるかもしれません。しかし、その操作性やユーザーインターフェース(UI)は一般的なPCゲームと変わらず、身体のハンディキャップがあっても、工夫次第でそれが大きな障害になることはありません。これは、このゲームの魅力の一つと言えるでしょう。
ここまで記事を読んでいただき、あなたが以前に感じていたこのゲームの敷居が少しでも低くなったならば、筆者としては何よりです。目指すはアリーナの上位ランカー!