岸田で日本は悪い方向へ向かっているのか・7/4-5の食事

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保守派の多くは「安倍さんが生きていたら日本はもっと良くなっていた」と言いますけど、僕はこれ、反対です。安倍晋三の政治的な力量、得に外交面での力量は疑う余地もない。それでも岸田総理は安倍さんの後継者として抜群の功績を残しています。岸田さんの功績を把握しつつ、決定的に欠けている点を端的に示します。

岸田の功績

まずは岸田さんの功績を見てみましょう。

・日経平均株価はバブル後の最高値を更新
・世界中から日本へ投資マネーを呼び込むことに成功
・原発の再稼働を決定
・原発の新設すらも決定
・IAEAを巻き込み福島第一原発処理水の海洋放出を決定
・世界的な狂乱物価を先進国最低水準に抑え込んだ
・企業収益は戦後最高額に
・戦後最大の賃上げを実現（野党の支持母体である連合と共闘）
・立憲の提出した内閣不信任案に対し、維新と国民民主を味方に付ける
・コロナ再拡大してるのに批判が起こらない
・なんか知らんけどバイデンからやたらと信用されてる
・NATOの事務所を日本に誘致
・孤立し始めていたイギリスとの関係を急拡大させる
・あまり知られてないけど親台湾。ゆえに中国へは厳しい姿勢で挑む
・ウクライナ支援を先進国で真っ先に表明
・核保有国を含むG7全首脳に、原爆被害者へ献花させた
・ゼレンスキーを広島に招き〝平和〟の必要性を世界に発信した
・それでいて自分とこの防衛費をシレッと倍増

原発再稼働や新設、処理水の海洋放出なんて、野党もマスコミも全力で騒ぎそうなものなのに、岸田さんはシレッと通しました。

写真引用・ANN

広島サミットでの献花やゼレンスキー訪日も、右派かつプーチンと親しかった安倍さんには難しかったんじゃなかろうか。特にバイデンとの関係性は、トランプとズッ友な安倍さんでは厳しいものとなったはず。

写真引用・毎日新聞