見出し画像

ダイエット日記2022/10/25 廃墟はお好き?(岩手県・松尾鉱山)

【この記事は】
思わせぶりなタイトルですが、廃墟へ訪問したわけじゃありません。「岩手県の山中に存在した〝雲上の楽園〟」とのタイトルに心を引かれ読んだ記事が面白かった。正直、ちょっと行ってみたい。

2022/10/25の食事

なかなか痩せないため、目標カロリーがキツくなってきた。

そんな中、妹が買ってきたクリームロールケーキを食べてしまう。ホイップクリームを大量に巻いたアイツはねえ、悪魔。脂質と糖質の塊。圧倒的な柔らかさと上品な甘みでダイエッターを虜にする。

悪魔

2022/10/25の体重体脂肪

明確に増加傾向で焦り始めた。

だからといって急激に食事制限をしてもリバウンドするので、どうしたもんかな(食うな)

一次目標・2022年12月31日に100kg
二次目標・2023年12月31日に77kg
最大体重・112.6kg/28.9%(2022/2/1)
スタート・109.0kg/30.0%(2022/9/13)
最小体重・105.8kg/31.2%(2022/9/28)
現在体重・107.6kg/30.6%


旧松尾鉱山・緑が丘アパート群廃墟

かつて〝雲上の楽園〟と呼ばれた、岩手県にある松尾鉱山。文春オンラインの記事が非常に面白かった。日本の近現代史や公害関連の話、廃墟に興味のある方にオススメ。

【ゾクゾクポイント】
・ドローンを使った圧倒的な廃墟写真
・硫黄採掘で日本一となった松尾鉱山の歴史
・ある日突然価値が0になった衝撃
・今も毎分20トン出てるヒ素鉱毒水

いや、めっちゃ興味深かった。鉱毒問題なんて足尾銅山事件くらいしか知らなかったよ。

黄色いダイヤと呼ばれた硫黄が、ある日を境に無価値となる。ライバルの価格は「0円」。会社は倒産し、管理する組織がなくなったため、猛毒の排水を浄化させることもできない。

水俣病のチッソ、イタイイタイ病の三井金属鉱業、第二水俣病の昭和電工。企業が存在するからこそ対策を求められるわけで、倒産しちゃったら責任の所在をどうすべきなんだろうね。


死に向かう「母なる川」

当時の岩手県民にとって松尾銅山は誇りだった。東洋一の鉱山だと。しかしその一方で、県民が「母なる川」と呼ぶ北上川は死に向かっていた。

真っ赤に染まる川を見て見ぬフリしたわけじゃないだろうけど、田中正造のような話は聞かれない。

河川を管理する建設省と、松尾鉱山をバックアップした通産省、公害問題を扱う環境庁、岩手県、自治省らが激しい非難合戦をしたそうです。

しかし、相手を罵る間にも毎分20トンの鉱毒水は止まりません。最終的には通産省中心で対策を取ることになります。中和施設を作り、税金を使って浄化し続けるのだと。

当時の建設官僚の言葉が残っていました。

「母なる川を守り続けるのは県民自身である事を忘れさせてはならない」


松尾鉱山の今

文春オンラインのコラムを書いた方は、あちこちの廃墟をドローンで空撮しているもよう。松尾鉱山の様子はYouTubeにありました。

4K画質です。ぜひ大画面で見てほしい。

〝雲上の楽園〟は心を打ちますけど、中和施設の姿も幻想的です。

廃墟のそばに近未来

資源エネルギー庁管轄のJOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)が現在も鉱毒水を薄めて放流しているそうです。多額の税金は未来永劫投入され続けるとのこと。

松尾鉱山、まったく知らなかったよ。かなりの衝撃でした。理解は一面だけ、しかもほんの端緒に過ぎませんけど、それでも知れてよかった。


ここから先は

0字

【初月お試し無料】〝ただの日記〟なのに会員増加中。パチンコ業界の未来、パチンコ遊技の楽しさ、生きる楽…

標準プラン

¥500 / 月
初月無料

応援プラン

¥700 / 月
初月無料

法人プラン

¥10,000 / 月
初月無料

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?