西陣の労働組合が〝あの〟全労連と共闘!? 2023/03/10 株日記
労働組合ってなに?
フリーランスが手持ちの金で株取引を続けるって、失ったら即、生活に支障を来します。もちろん敗北即死のカネでやってるわけじゃないけど、負けたら痛いよ。ちょう痛い。だって、給料をもらえる仕事じゃないから。
恥ずかしい話、僕は時間を守れません。それはもう病的な遅刻魔です。おそらくなんらかの診断書が出るレベル。東京まで打ち合わせに行くだけで、遅刻が怖くて、でも早く家を出られず遅刻ギリギリになる。
おそらく、一般の人には全く理解できないでしょうけど、子供の頃からそういう病気です。タイムカードのある会社へ就職したら即クビでしょう。
半ベソで家路につく。駅前で若いお姉ちゃんがティッシュを配ってる。
パチ屋かな、サラ金かなと思いつつ受け取ると、こんなチラシが入ってた。
労働相談、か。
全労連ってなに?
全国労働組合総連合、略して全労連。全国にある複数の労働組合を束ねる中央組織(ナショナルセンター)です。
労働者と、それを使う企業・資本家では力の強さが段違い。労使関係は対等ではなく、歴史的に労働者はこき使われてきました。これに対し労働者は〝連帯〟して団体で交渉し、待遇改善を求めてきました。
企業が応じないならば、最終的にはストライキをする。力の強い資本家であっても、生産やサービスがストップしては倒産してしまうため、団体交渉に応じる可能性が高まる。団体交渉やストライキで賃上げや勤務時間削減、労働環境改善を求めるのは「労働者の権利」です。
全労連は労働者の権利を守るために〝戦って〟きました。
労働組合といえば〝連合〟だよね?
日本のナショナルセンターで最も大きいのが日本労働組合総連合会、通称・連合。加盟組合員数は、全労連50万人に対して、連合は700万人。立憲民主党や国民民主党を支援しながら、岸田総理さえも無視できない存在です。
全労連は、連合とは異なる行動方針を掲げる別団体です。
全労連と連合の違いはなに?
全労連は日本共産党の支援・指導を受けています。そもそも資本家を打倒して労働者の国を作る革命を起こすのが共産党ですから、戦後、日本の労働運動は共産党が深く関わってきました。
しかし、日本は自民党政権の元で高度経済成長を実現します。生活が豊かになれば革命なんぞ不要。労働組合は、労使協調を目指す民間企業主体の右派と、あくまで革命を目指し闘争を重ねる公務員・国鉄・学校教師ら主体の左派に分裂しました。
日本のナショナルセンターは、左派の総評、右派の同盟に分かれます。
平成に入り、労働運動はより一層下火になります。特に総評は共産党系の左派が頑固で、呆れた組合はどんどこ離脱し、同盟へ鞍替えします。社会党も衰退したことで行き詰まり、総評は同盟と合併する道を選択。こうして連合が誕生しました。
一方、共産党系労組は「連合は右に寄りすぎだ!」と袂を分かち、全労連を結成しました。
社会党は今の社民党・立憲民主党。民社党は国民民主党と考えるとイメージしやすいかと思います。どちらも野党ですけど、国防・憲法9条・原発に対する考え方が真逆ですよね。
全労連は共産党系であり、武闘派であり、労働運動とは無関係のデモを繰り返すことから、組織は縮小し続けています。
ちなみに連合のトップ、芳野会長は、まさに左派系労組と血みどろの争いを繰り広げた人物です。前回の参院選で立憲民主党が(不倶戴天の敵である)日本共産党と組んだことで、連合は立憲支持を取り下げました。
立憲は選挙で大敗。党首の枝野幸男は辞任に追い込まれました。
ダイナムとかが入ってるUAゼンセンは?
ダイナムやマルハンが加盟するUIゼンセンは、連合に加盟する右派系の労働組合です。繊維系から始まり、サービス業を糾合し、185万人の組合員を擁する連合内最大の労組となりました。
ゼンセンは、政治的に保守・右派です。
組合員は普通の〝雇われ〟なので、あまり強気な行動には出られません。労使協調となるため大きな賃上げは経営者次第ですけど、企業をぶっ壊すような軋轢は生まない。
逆に、左派は公務員や学校教師が多いため解雇されにくく、暴力的な行動を取りやすかった。
日本の労組はなぜイメージが悪いの?
労働組合ってイメージ悪いよね。その原因はかつての武力闘争、ストライキの連発にあります。特に国鉄労働組合(左派系筆頭)の度重なるストライキは、国民へ決定的なマイナスイメージを植え付けました。大赤字を国民の税金で補填してるのに、お前らなんやねんと。
ちなみに国労・動労は現在も存在し、共産党と足並みを揃えています。新型車両導入に反対したのは驚いたっけな。アルミボディは軽いから脱線しやすいとの主張でしたが、実際は修理部門の人員削減を恐れただけじゃないか?とも言われました。
だとすると、雇用のために、古く汚い車両を客へ押し付けたわけで、国民から広く同意を得るのは難しい。
よく覚えてるのは2014年。震災後の復旧を急ぐ常磐線の再開に反対したんです。理由は「放射能に被曝するから再開するな」というもの。被曝を強制するなとデモを行いました。
この感性、さすがに世間は受け入れませんよ。
労働組合といえばストライキ。
ストライキを主導してきたのは共産党と深いつながりのある左派系労組。
彼らは遵法闘争の枠を超えた暴力的なスタンスを取りました(革命を目指すんだから当り前)。
日本人は暴力を許容しません。全労連にせよ、動労にせよ、左派系労組の主張は世間の感覚と大きく乖離しており、これがそのまま労働組合への負のイメージに直結しました。右派系労組は忸怩たる思いを抱え続けています。
西陣労組と全労連の要求
そんな左派系労組の親玉・全労連の名前を、まさかパチンコ関連のニュースで聞くとは驚きました。
全労連&西陣労組「廃業を撤回せよ!!」
はい?
え、正気?
「経営を辞めるな!」「俺たちを雇い続けろ!」と言ってるの??
賃金の未払いや退職金の不払い、不当解雇なら分かるけど、そうじゃない。事前協議違反と声を上げてるものの、廃業を決めた経営者に対して「もっと働け」なんて主張、通るわけがない。
写真を見ると、若い人がいません。高給取りの上層部がゴネてるだけじゃないかと推察される。
あなた達がもっと機械を売っていれば廃業なんてしなかったんだよ、売れてないのに高給を払っていた会社へむしろ感謝すべきだろとの声も聞こえてきます。僕も元営業マンですから、同じ意見。
ちなみにこの全国一般労働組合のアカウントですが、共産党系のご多分に漏れず、改憲反対を叫んでおります。労働と何の関係があるんだ。
西陣はどうなる?
もちろん、どうにもなりません。売れない営業会社なんて存在意義がない。かつての羽根モノへ憧憬はありますが、作ったのはソフィアだし。
そのソフィアも既に羽根モノはつくっておらず、サンバDEソヨリーナは当ってる最中に玉が減るトンデモマシンだった。
また、パンクの妙味をゲーム性に持つパチンコ大賞をノーパンク仕様でリメイクした時点で、もはやソフィアに羽根モノを開発する能力はなかったのでしょう。
廃業を残念がるホールさんも見かけますが、最近、西陣の機械を買った? せいぜいモモキュン1台、織田信奈1台、なんなら中古導入でしょ。
厳しい言い方をするならば、そういうことかなと思います。
ただ、赤字を垂れ流して破産した奥村遊機に比べ、倒れる前に畳む決断を下した経営者には尊敬の念を抱きました。
願わくば、社内に残っているであろう羽根モノの開発資料を他社へ委ねてほしい。それくらい、西陣の羽根モノはずば抜けていました。
フィールズや別の販社を総発売元にしてソフィアだけ生き残らせる可能性も考えましたが、そもそも開発力が無いのだから、ソフィアも畳むことになるのでしょう。
西陣労組は本当に全労連へ加盟したのか?
西陣労組の求める廃業撤回は(当然のことながら)受け入れられませんし、西陣の全社員が行動を共にしているわけでもない。一部の勝手な行動と聞きました。
全労連も無茶な要求だと理解している。
求めているのは、おそらくこれ。
争議を起こし、会社(経営者)を揺さぶり、なんらかの和解金を引き出すのが西陣労組の目的。全労連としては、和解金を成果として感謝させ、西陣労組メンバーを全労連に勧誘。組織を拡大するシナリオかなと見ています。
一連の流れを見ると、西陣労組が団体として全労連へ加盟したわけじゃなく、数名の組合員が個人加盟したんじゃないか? と疑ってます。
全労連はオルグ(組織拡大のための勧誘)を常に活動の中心に据えていますから、一人で悩む労働者へも手を差し伸べます。過酷な残業、上がらない賃金、不当な扱いに悩む人からすれば、組織で戦ってくれる全労連は強い味方でしょう。お抱えの弁護士も百戦錬磨ですし。労働相談を窓口とし、労働者を救いつつ組織拡大を画策する。
経営者からみれば、左派系労組に付け込まれる可能性は常に存在します。労働条件の良い西陣でさえこうなるのですから、労組すら持たない企業は、社員を大切に扱わないと痛い目を見るかもしれませんね。
・トータル収支
ー105,100円
アップダウンが激しすぎて射幸性酔いする。
今日の負け理由もひどかった(後述)
・現物収支(パチンコ株)
ー41,100円
3,233,000円→3,191,900円
日経平均の下落を受けてパチンコ株も大きく下落しました。それでもフィールズやジョイコは一日のうちで跳ね上がることが多いので、信用取引でトライしちゃったんです。
・信用収支(表計算・デイトレ)
ー64,000円
もう嫌でござる。
朝イチ特攻したパチンコ銘柄でまずやられました。
ダメだと諦めてナンピンせず、正規のデイトレ(33業種を狙う取引)を開始し、それなりの利益を積み上げていきます。
特に強烈な下げを見せていた銀行株と、底堅い上げを示していた海運株をそれぞれ追加し、三菱UFJフィナンシャルと日本郵船の含み益で、フィールズとジョイコの損失をカバーできたんです。
昼休みまでは。
昼休みは退任する黒田日銀総裁の発言に注目していました。サプライズ王も退く時は何も言わないだろうと考え、実際にその通りだった。株価も大丈夫だねと安心してパチンコへ行ったんです。
そしたら、
まいなすごまんえん。
(´ ゚д゚)ゴマンエン…
なにこれ?
自社株買いを発表したものの、市場は「足りない!」と判断したらしい。本当かよ、市場の誰に聞いたんだよ、少なくとも俺には聞いてないじゃん。
一番上から一番下まできれいに喰らった。
ただ、7営業日前の長い下ひげが抵抗線になっているのか、墜落した後は下げ止まりました。なので、損切り後にもう一度買ってみましたよ。
月曜日、下がるようなら損切りしますわ(クソデカタメイキ
・反省
マルハンの駐車場で寝て下落を見過ごしたとか、仕事に熱中しすぎてチャートを見てなかったとか、徹夜明けの眠気に負けて起きたら大負けとか、すべて同じパターンだよね。限度を超える下げを見てない。
で、確認したときはもう取引時間を終えているか、今さら損切りしたところで大損は変わらないから反転する奇跡にかけよう!的なメンタルに堕ちる。
日本郵船も、暴落確認後でもすぐに損切りすればー43,000円だったんだ。奇跡を願って大引けまで待った結果、7,000円の追加損となった。
この7,000円は明らかに防げた。
いや、ー43,000円を防げよって話だけどさ。
今日の負けには三つの問題がある。
初心者かよ_| ̄|○
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