【7月3本目】2020年東京都知事選挙・予想はどうだった?
都知事選、結果発ぴょぉぅう(浜田
20人以上も立候補したにも関わらず、大して盛り上がらず終わってしまった都知事選ですけど、投票率は意外と悪くありませんでした。
(2014年46.1%・2016年59.7%・2020年55.0%)
開票直前の予想記事と照らし合わせ、今回の選挙と候補者を振り返ってみたいと思います。
直前に予想した順位
1.小池百合子
2.山本太郎
3.宇都宮健児
4.小野泰輔
5.立花孝志
6.桜井誠
結果
1.小池百合子
2.宇都宮健児
3.山本太郎
4.小野泰輔
5.桜井誠
6.立花孝志
ハズレすぎワロタwww
まだ山本太郎は宇都宮健児に及ばないのかぁ。リベラルの世代交代はもう少し先なのかな。振り返りも兼ねて候補者それぞれを見てみましょう。カッコ内の数字は前回出馬時と今回の、得票数と得票率です。
小池百合子
(2016年→2020年)
(2,912,628→3,661,371)
(44.49%→59.7%)
事前の予想通りの結果です。前回は緑の勝負服だの都民ファーストだので大変なムーブメントでしたけど、それを上回りました。野党候補を全て足しても小池百合子に及ばず、2位と4倍以上の差を付ける圧勝劇となりました。
毎日感染者数を発表することがそのまま選挙活動になっており、テレビで取り上げられない他候補と比べ卑怯なほどの宣伝効果を手にしていました。
今後の政権運営は盤石かと言えばそうでもなく、同じ日に行われた4つの都議会議員補欠選挙では、4つ全てで都民ファーストの会は敗北。逆に、小池都知事と対立してきた都議会自民党が4つ全てを制しています。
象徴的だったのは北区。候補者全員が女性という女性知事にふさわしい選挙区でしたが、都ファの候補は5人中4位に沈みました。
コロナ対策において西村担当大臣と上手くいっておらず、議会運営でも敵が増えた状況の中でオリンピックを迎える。万歳三唱を控えた小池都知事ですけど、確かに万歳三唱なんてできる状況でも心境でもないでしょうね。
宇都宮健児
(2014年→2020年)
(982,595→844,151)
(20.2%→13.8%)
宇都宮は2012年に968,960票、2014年に982,595票を獲得していますから、今回は10万票も減らしたことになります。野党分裂だから仕方ない!と言われていますが、2014年も野党分裂選挙でしたからね。元総理大臣の細川護熙が立候補し、民主党の支援を取り付け、宇都宮に迫る95万票を獲得しました。
今回は旧民主党(立憲)が支持へ回ったのに得票数も得票率も激減しており、彼の戦いは今回で終わりと思われます。
なお支持する野党の支援は酷かった。リベラルはTwitterでの空中戦に力を入れてますが、どれもこれも候補者なんて二の次なの。
さらに、候補者の名前を書いてはいけない選挙日当日に、立憲民主党党首の枝野幸男がこれを破ります。
「宇都宮は地名だからなw 候補者の名前じゃねえしwww」という理屈
#宇都宮 というハッシュタグを複数埋め込み、Twitterトレンドに乗せようという工作です。こんな姑息なことをしていたら、そら支持率も上がりませんわ。
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