【詩】絶対シ*ナイ

絶対気づかないように
恐れとはそのようなもの
絶対見えないままに
守られるものそれはシの向こう
誰もが齧る赤林檎 世界の秘密黄金きん迷路
虫に喰われた平穏から滲みだす
甘露に沈む数多、オーソクレースプラジオクレース
絶対溺れないように
赤黒の大気を喉に流すんだ

約束しよう絶対破れないよう虹色の夢
絶対影を踏まないで絶対道に迷わない
シらないものをタドり摑まえるまで何度でも
何度でも絶対諦めない絶対何度でも息をしてシを遠ざけて
灰色に均されるイシキ外界地平に浮かび出すあの
絶対シらない絶対ほシいものまで

じゃないとダメなんだダメなんだ
絶対気づかないように絶対見ない振り向かない
ドロドロに溶けて消えてしまわないため
じゃないとダメなんだ絶対シ*ナイ


後書

息切れするような強迫観念で息継ぎを忘れて書いた感じのです。伏せなければならない強迫観念が*

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