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障害者雇用に資格があると有利?

障がいの有無に関わらず、資格があれば就職・転職活動が有利に働きます。
資格があると、障害がある方も専門性・スキルを客観的に証明でき、雇用主に対して自信を持ってアピールできます。

繰り返しにはなりますが、資格は特定分野に関する一定の知識・技能を有している証明になります。

障がいの有無に関わらず「○○ができます」と口頭で伝えるよりも、資格を提示するほうが企業に信頼してもらえるでしょう。

特に障害者雇用の場面では、企業の障がいに関する理解が不足し、本来の能力が伝わりづらい場合もあります。

資格を取得すれば、障がいがある方も高い能力を持っていることを客観的に示せるため、就職・転職活動を順調に進められるでしょう。

資格を取得すると自信にもつながります

資格を取るには、ある程度の努力と時間が必要です。

そのため、資格を取得すると「努力が認められた」という成功体験が得られ、自信につながるでしょう。

障がいがある方のなかには、これまでの人生経験から自信が持てない方もいます。
そのような方が「資格」という目に見えるゴールを設定し合格すれば、少しずつ自信が持てるようになるかもしれません。

資格取得は、障がいのある方が成功体験を積み重ね、自信を持つのに最適な手段です。

習得しやすい資格

MOS

マイクロソフト オフィス スペシャリスト、略してMOSです。
一般レベルと上級レベル(EXPERT)があります。
項目も分かれており、Word、Excel、Access、PowerPoint、Outlookがあります。(PowerPointとOutlookは一般レベルのみ)
とりあえず使えますと伝えるよりも、持っているだけで基本は使えることがわかるのでおススメです。

ITパスポート

ITの基礎知識を証明する国家資格です。
ITにすすまなくても、基礎的なことは網羅していると証明できますので、持っていて損はないと思います。
ほぼ暗記となるので、暗記が苦手でないならオススメです。

タイピング技能検定

パソコンのキーボードを正確に打つ技能を判定します。
一番上の特級から一番下の8級まであるため、下から一つずつ取っていくと自信にもつながり技術も上がります。
ちなみに8級は無料で受けれるので、腕試しにいかがでしょうか?
どの級も自宅から受験できますので、人と会いたくない方にもおススメです。

簿記

とりあえず持っていると役に立つ資格筆頭です。
1級~3級、初級、原価計算初級とあります。
まずは初級から受けて自信をつけていくのもアリかと思います。
初級は意味がないと言う人もいますが、「私、わかるよ」と口頭で言ってもどこまでわかっているかは伝わらないものです。
持っているという事は、そこまでは確実に勉強して知っているという事の証明になります。
第三者の事は気にせず、受けてみたいと思う気持ちが大切です。

医療事務

主に通信教育でとれる資格です。
医療機関の事務などに勤めたい場合に生きてきます。
点数計算などがあり、難しく感じるでしょうが、慣れてしまうと決まった項目だけなので意外と覚えれたりします。

ウェブデザイン技能検定

国家検定制度である技能検定制度の一つです。
3級ならしっかり勉強すれば初心者でも合格が狙えるのでおススメです。
ウェブデザイン技能士の資格がもらえます。

共通クラウド技術検定

クラウドに関する知識を問われる資格です。
自宅から試験が受けれるため、人に囲まれて試験を受けることが苦手な人にもオススメです。
主に、Azure、AWS、Salesforce関連とクラウドとは何かという事を問われます。比較的難易度が低く、また価格も安いため受験しやすいです。

プログラミング系資格

Python 3 エンジニア認定基礎試験
Ruby技術者認定試験
HTML5プロフェッショナル認定試験
PHP技術者認定試験
Oracle Certified Java Programmer Bronze SE 認定資格
など、探せば色々あります。
ここらも在宅ワークをお考えなら検討してみるのも良いかと思います。

秘書検定

オフィスマナーを身につけているという事が証明されます。
とくに秘書技能は長く働いてみないと周りに認知されにくい技能なので、初対面の人に「持ってるよ」効果が大きい資格です。

上記のほかにも、漢検、英検、コミュニケーション検定など多彩な資格があるので、調べてみて下さい。
また、最近は自宅から受験できるベンダー資格なども増えましたので、試験会場で受けるのは怖いという方や、そこに行くまでがツライ(無理)という方も安心してください

ちなみにITベンダー資格で有名なのはAzure、AWS、Googleのクラウド資格ですね。ちなみにこれも自宅から受験できますよ。
入口の資格なら、クラウド触ったことなくても取得できます。
暗記するのが弱くてITパスポートとれないけど、ITに興味あることは知ってもらいたいとかの時に有効です。
入口の資格の名称は↓です。
Microsoft Certified: Azure Fundamentals(AZ-900の名前の方が有名かも)
Google Cloud Digital Leader 認定資格
AWS Certified Cloud Practitioner
ちょっとココは自分の趣味に走ってしまいましたが、勉強すると楽しい内容です(笑)
なんであれ、勉強することは良いことですし、それによって自分の興味あることを人に知ってもらえるよい機会にもなります。
また、同じ資格を持つ人との交流にも使えます。
何もすることない、何もできない、何していいかわからない、と燻ぶるよりも何かにチャレンジしてみるのも良いですよ。
勉強している間は嫌なことも忘れれますしね。



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