深い青いところに飛び込んだら
深くて青くてすごく苦しい今を抜けたらどんなに気持ちいい呼吸ができるんだろう、どんなに綺麗な景色が見えるんだろう。
それでもどんどん潜ってる、それでもだんだん強くなる。深い青いところでの呼吸の仕方も段々とわかるようになって、上達したみたい。
それでもなんだか落ち着かなくて、ここからどうなるんだろう、どうやっていつもいたところまで戻るんだろう。そんなふうにずっと思ってる。ずっと考えてる。
だけど、きっとこの深い青いところは全部が全部きつくなくて、全部が全部苦しすぎるわけじゃない。この経験が、この苦しさが、私に影響を与えた。
深い青いところでは友達もできた。すごくいい友達。いや、友達とは言いたくないかも。戦友かな。戦ってるの。その子も。すごく一生懸命自分を探してるし、その子もたくさん考えて行動してた。そんな戦友ができたのはすごく嬉しかったかな。
その子も言ってたの。はあ、疲れちゃったな。どうしよっかな。どうやってここから上にあがろうか、って。この瞬間、「私」から「私たち」に変わった気がする。その子は自分の弱さも見せてくれた。それってすごいこと。勇気がいること。だからすごく頼もしかったし、嬉しいってよりかは感動した。
初めての失敗も初めての苦しさも苦さも切なさももどかしさも。これも私たち。今は初めて鏡で見た顔だからビビっちゃうし、少し不安な顔しちゃう。だけどきっとこれから何回も見る顔。進化して強くなった私の、私たちの顔、私たちの姿。
深い青いところでは、学んできました〜!っていうよりかは探して探して必要なことを吸収して、いらないものは深いところに落としてきた。そんなイメージ。
また、深い青いところにいく時が来るかもしれない。でも絶対大丈夫。呼吸の仕方も覚えたし、前に出会った深い青いところ仲間たちが助けてくれるし、私も手をかせるくらいチャレンジャーになってるはず。
そんな気がするだけで、私の心、私たちの心は少しずつ太陽に照らされてきたのかもしれない。大事にするよ、その太陽。
たまには深い青いところに行くのもアリだね。
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