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白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.8

-南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく-

第8章「自己開示と往復書簡」

ふっくんからのメッセージと課題を熟読したあと、白雪姫は何かを考えていました。そして、意を決して、ふっくんに返信を書きはじめました。

Dear 親愛なる ふっくんさま
はじめまして、西の緑地の白雪姫です。
メッセージと提出課題のファイル受け取りました。
実は、わたし、、、カクカクシカジカ、カクカクシカジカ、カクカクシカジカ。
なので、フォーマット通りの指針書を作るのは、難しいかもしれません。
最大限の努力をするつもりでいますが、カクカクシカジカで、カクカクシカジカになってしまうのです。
カクカクシカジカのことは、南の森のみなさんに包み隠さずお話するつもりでいます。
フォーマット通りは難しそうです。
そんな、カクカクシカジカな私でも、更新の会への参加大丈夫でしょうか?
                                  白雪

ふっくんへの手紙

ふっくんへの手紙を一気に書き上げると、迷わず送信ボタンを押しました。

ピロリロリロリン
しばらくして、スマホにメッセージが届きました。
ふっくんからです。

白雪姫さんへ
正直な気持ちを伝えてくれてありがとう。
白雪姫さんの目標が指針書の更新で、作りたいのであれば、
一緒に作成していきましょう!
更新の会で何かしら得るものがあると思いますし、
悩みながら指針書を作成しても良いと思います。
課題がある、分かるということは良いことです。
サポーターからの意見を聞いて気づくことも、たくさんあると思います。
どうでしょうか?
白雪姫さんの考えをお聞かせください。ふ。

ふっくんからの手紙

ふっくんさまへ
指針書更新したいです!作りたいです。
唯一懸念するのは、
カクカクシカジカ、カクカクシカジカ、
カクカクシカジカ、カクカクシカジカ!
でも、挑戦していきます!
どうぞよろしくお願いします。
               白雪

ふっくんへの手紙

白雪姫さんへ
指針書を作成した後、必ずしもその通りにならないですよね。
計画通り順調に進む人の方が少ないのではないでしょうか。
それでも、指針書を作成することは、大切で意味のあることです。
更新の会を通して、いろいろ考えてみるキッカケにしてもらえればと思います。
今回、南の森のジョー君も一緒に受講します。
他の人の課題を一緒に聞くことも、きっと良い学びや気づきにつながりますよ。
それではまた、課題をお送りくださいね。ふ。

ふっくんからの手紙

白雪姫は、ふっくんとの、やりとりを終えると一気に肩の力が抜けました。
「あー、よかった!」
気持ちが楽になって、すっかりご機嫌な気分です。

「あ、課題やらなくちゃ」
急いで、MacBookを開きました。
ファイルを開くと、
突然、猛烈な睡魔に襲われました。

「、、、わたし、課題、、、やらなくちゃ、、、なのに、、、ものすごく、、、眠い、、、」

汽車に揺られながら、白雪姫は深い眠りに落ちていきました。

付録
ふっくんのモデル

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