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  • 白雪姫と南の森の仲間たちシリーズ

    「白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ」をまとめました。

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白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.12

-南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第12章 「 最初の目的地 」 「ラン、ラ、ラララ〜🎵ラララララ、ラ、ラ♪」 白雪姫はココ駅で下車すると、お気に入りのフレーズを口ずさみながら、スキップして大通りに向かいました。気分上場、ご機嫌な様子です。 頭の中は、「びっくりポン!途中下車の旅。ワクワクドキトキ・サプライズ大作戦!」のことでいっぱいです。 大通りを真っ直ぐ15分位歩くと、お眉山の麓に目的の場所があります。 「うん、間違い

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    • 白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.11

      -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第11章 「途中下車の旅」 ゴチッ! 「痛っ!イタタタタっ,,,,,,!」 白雪姫は、Macbookに思い切りおでこをぶつけてしまいました。 「わたし、居眠りしてたんだ」 ふっくんとメッセージのやり取りしたあと、課題をしようと思って Macbookひらいたら、急に眠くなっちゃって。 白雪姫は、記憶をたぐりよせました。 「すっごくリアルで、とっても楽しい夢を見てた気がするんだけど、何だったん

      • 白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.10

        -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第10章 デイドリーム 2 「はろ〜、白雪ちゃん。ご無沙汰してます。元気ですか?今日は、お招きありがとうございます。楽しみにしてきました。」 そう声をかけてくれたのは、海辺で音楽教室をしている、りっちゃんです。 りっちゃんは、南の森と南の果てのちょうど境目に住んでいます。 ウミガメの産卵があることで有名なカメカメビーチの、カメカメ通りにある七色ビルのオーナーで、音楽教室の他に、お好み焼き店、タロ

        • 白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.9

          -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第9章 デイドリーム さぁ、楽しい宴のはじまりです。 「今日はお招きいただき、ありがとうございます」 うやうやしく礼をして、 ゲストのみなさんが、 ひとりずつ会場に入ってきました。 南の森の仲間たちは、 わくわく、どきどき、 少し緊張した面持ちで、 ゲストのみなさんをお迎えしています。 「ようこそ!さぁ、こちらへどうぞ」 にこにこ笑顔のチャーリーが、率先して席に案内しはじめました。 「

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        • 白雪姫と南の森の仲間たちシリーズ
          12本

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.8

          -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第8章「自己開示と往復書簡」 ふっくんからのメッセージと課題を熟読したあと、白雪姫は何かを考えていました。そして、意を決して、ふっくんに返信を書きはじめました。 ふっくんへの手紙を一気に書き上げると、迷わず送信ボタンを押しました。 ピロリロリロリン しばらくして、スマホにメッセージが届きました。 ふっくんからです。 白雪姫は、ふっくんとの、やりとりを終えると一気に肩の力が抜けました。 「あ

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.8

          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.7

          -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第7章「提出課題」 白雪姫は、ふっくんからのメッセージを、もう一度読み返しました。 そして、添付ファイルを開きました。 「わぉ」 白雪姫は課題に圧倒されてしまいました。 今さらながら、経営指針書の更新が本当にできるのか不安になりました。 でも、もう汽車に乗って南の森へ向かっています。 後には戻れません。 つづく 付録 ふっくんのモデル

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.7

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.6

          -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第6章「汽車にのって」 ガタンゴトン、ガタンゴトン 西の緑地から南の森へ、汽車はゆっくりゆっくり進んでいます。 白雪姫は、いくつか途中下車する計画を立てていました。計画について考えていると、ワクワクしてきました。楽しいことばかり、どんどん思いついていきます。 いくつかの駅をすぎ、汽車はシマシマ駅に停車しました。 駅のホームに、マツマツ組のポスターが貼ってあります。 「まーくんの会社のポス

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.6

          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.5

          -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第5章「走る、走る」 「ふぁぁ〜!間に合った!」 原っぱや、坂道をかけおりて、 白雪姫は無事、駅にたどりつきました。 出発まで、まだ少し時間があります。 「そうだ、やーくんに電話しよう!」 やーくんは、経営指針実践塾を一緒に受講した仲間です。 お父さんの後を継いで自動車販売のお仕事をしています。 最近は、自分で新しいお仕事もはじめました。 「こんな仕事があったら、とっても助かる人たちがい

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.5

          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.4

          -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第4章「出発」 ジリリリリーン! 目覚ましのアラームが、 けたたましく鳴りました。 「うーん、まだ眠いの」 スヌーズを押すと、 白雪姫は、再び眠りに落ちました。 くぅ。くぅ。 すや、すや。 ジリリリリリーン! アラームが再び鳴りました。 「うううん。 だめ、まだ起きれない。」 白雪姫は、再びスヌーズを押して眠りに落ちました。 そんなことを、5、6回繰り返したのち、 「ふぁあぁぁぁ!う

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.4

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.3

          -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく- 第3章「経営指針書成文化と実践の手引き」 「よしっ!お昼ごはんも、しっかり食べたし、がんばるぞ。 経営指針書見つけなきゃ!」 白雪姫は、気合いをいれました。 本と書類の山を丁寧に整理しながら 探していると懐かしい本が出てきました。 経営指針実践塾を受講したときに、 赤ペンとマーカーをたくさんひいて勉強した本です。 はじめは、さっぱり分からなかったけれど、 受講するうちに、だんだん分かって

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.3

          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.2

          -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく-第2章 「経営指針書」 バサバサバサっ けほっ、けほっ、けほっ 白雪姫はホコリをすって、咳きこんでしまいました。 「経営指針書、どこにしまったかな」 白雪姫は、うずたかく積み上がった本と書類の山から、 経営指針書を探しだそうとしていました。 数年前に作ったきり、どこに置いたか分かりません。 「だって、あれがないと、更新の会には参加できない。 大切にしまっておいたと思うんだけど...」 昨

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.1

          -南の森の仲間たちは、西の白雪姫に連れられて、樹樹なシンデレラに会いにいく-第1章 白雪姫のゆううつ 「はぁ」 西の緑地の山奥に住む白雪姫は、 最近ため息をついてばかりです。 それもそのはず、経営指針書が更新できてないのです。大きな声では言えませんが2020年に、初めての指針書を作成して以来、一度も更新していません。 「はぁ」 白雪姫は、もう一度大きなため息をつきました。 「そういえば、南の森では更新の会をしてるって聞いた」 西の緑地からでも参加できるのかな。 考

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          白雪姫と南の森の仲間たち、とパンダ Vol.1

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