成田悠輔さんが好きすぎてお揃いのメガネを買った話
2021年の秋ごろ、まだ(少なくとも我が家では)コロナで自粛・在宅が続いていた時期。
同じ年の初めに開設されていた、日経テレ東大学なるものに気が付く。そこに出ている、メガネの男性。30代中盤、東大卒でイエール大学で教えているというではないか。最初に見た動画がなんだったかは忘れちゃったんだけど、なんだかとっても知的で、それでいて自由。華原朋美さんとの対談の際は、そのクレイジーさを温かく受け入れながら、ヤバさも見落とさない親切さ(?)。ああ、すごく私の好きなタイプ!
うっかり夢中になって、日経テレ東大学に上がっていた成田さんの動画、AbemaTV、R25などなど、色々なYouTube動画を探してみてまわることに。
調べれば、あの丸と四角のメガネはフランスのものだという。そして中目黒のTURANDOTというお店で売っているらしいではないか。さればいざ!とママチャリを走らせて買いに行った。
店員さんに「成田さんのあのメガネが欲しくて・・・」と言うと、曰く、月に一人二人、似たような人が来るという。そして「これを欲しいと一度思ってしまった人は、もう、欲しいんですよ(だから、しのごの言わずに買った方がいい)」とのこと。呪いだか占いだかみたいなありがたいお言葉をいただく。そうだよな、と思ってその場で購入。確か8万円くらいで、安くはない。
その後、しばらくは楽しく仕事中もそのメガネをかけていたのだけど、マスクをしていると曇っていて不便なのでどうしても家用になってしまう。さらには、その後あまりに成田さんが有名になり過ぎてしまって、Zoomなどのカメラ越しでも「あ!そのメガネは成田さんじゃね!?」て言われる頻度が高くなりすぎ、結局寝る前の短い時間に使うものになってしまった。それでも、寝る前の読書タイムに、遊び心が加わって楽しい。
マスクもしなくて良い感じになってきたし、そろそろかけて出かけてみようか迷う。誰も私になんて関心はないとはわかってるんだけど、「あ、成田さんと一緒だあの人」と思われてるかもとか勝手に想像してくすぐったくなる40代中盤の春。
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