N子
2031年11月まで生きている可能性2分の1の私N子が、死ぬまでにしたいことを綴るマガジン
へんなことを書いてます
月1更新。 2021年12月~。 美術館や展覧会、アートイベントなどにてくてくおでかけし、素直で正直な感想と共に綴っています。 お出かけの参考にしたい方向けに、展覧会の場合は会期の最初の方で記事を更新し、グルメや周辺のおでかけスポット、おさんぽコース等、周辺情報もお話ししていきます。
私N子の毒親体験を書いてます。 本当は親が死んでから書くつもりでしたが、これがなかなか死なないし自分は乳がんになるし、もう今書くしかないじゃないか!と思い立ちました。 幼少期から今50歳に至るまでを、全30回くらいの予定です。 毎週日曜日(くらいに)更新します。 闘病中につき更新が前後する場合がありますが、緩やかにお待ちいただければうれしいです。
私は今スペイン語を勉強している。 なんで? なんでスペイン語? いや、いままで全然かじったことない言語にしようと思って。 ドイツ語とかイタリア語は(全くモノにならなかったけど)大学で必修だったから齧りはしたし、中国語も少しだけ勉強したことある。(全然できないけど。) 私の死ぬまでにしたい100のリストに、『英語以外の言語を習得する』っていうのがあるんだけど、特段目標があるわけじゃなくって、新しいことをやることが私の生活のために必要なだけ。 いわば自分がフレッシュで
展覧会情報東京国立博物館に内藤礼「生まれておいで、生きておいで」を見に行った。 会期は2024年6月25日(火) ~ 2024年9月23日(月・休) 企画連携として、エルメス銀座店にて同名の展覧会が開催されており、こちらの会期は2024.9.7(土)~2025.1.13(月・祝) 公式サイト: https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2637 チケットは売り切れている また、撮影は禁止されている 会場は博物
Netflixシリーズ(Netflixが制作している番組)で好きな動画はいくつかあって、ドラマだったら、相撲界を描いた『サンクチュアリ(聖域)』や『忍びの家』。そして今回『地面師たち』が加わった。 つらつらと感想を書いて行く。 ネタバレがあるのでまだ見ていなくて今後見る予定がある人はここで閉じてください。 『地面師たち』というのは実際にあった不動産詐欺事件を下敷きにしたドラマである。積水ハウスが、五反田の広い地所の空き家の売却を持ちかけられ、70億の架空取引に応じ、そのう
フォトスポットが示唆するもの東京都美術館の『デ・キリコ展』に行ってきた。 んー。夏になってから引きこもってるから、たまに外に出るとめちゃくちゃ暑い。(34℃) デ・キリコ展は全面的に写真撮影禁止。その代わりなのか、出口にはこのようなフォトスポットが用意されていた。 じゃあここに複製として掲げられている4枚の絵 白鳥のいる神秘的な水浴 バラ色の塔のあるイタリア広場 オデュッセウスの帰還 不安を与えるミューズたち これらがこの展覧会を代表するものとしてピックアップ
そこまで簡単ではない仕事私は業務委託としてベンチャー企業でSEの仕事をしている。 主な業務内容は、その会社のWebツールを他の外部ツール(たとえばYouTube,とか、LINE、とか)と連携できるかどうかをその外部ツールのSDKやAPIのドキュメントから調査し、実際にスクリプトを書いて技術検証しつつ、具体的な企画内容を考えて社内調整し、推進する、というものだ。 それってすごい高度なお仕事ってわけじゃないけど、そこまで簡単な仕事じゃない。 中途採用されたひとは同じ職種に正社
※最初にお断りしておきますが、ここで『無治療』と書いているのは、完治する治療法が標準治療として確立されており、その適用となっているにもかかわらず治療を拒んで無治療を選択している人のことであり、治療方法がなかったり、効果がある可能性よりも著しく治療の苦痛が大きくて治療をあきらめた方のことではありません。 アメーバブログ、アメブロの『闘病』ジャンルをふらついてたら、 って、冗談じゃなくて真剣に書きこんでいる人がいたわよ。 書き込んだご本人は、もちろん無治療。 無治療のがん
結局孤独だと思うなぁ、自殺の最大の要因はね。 そう考えると、脚本家とか日テレとかじゃなく、小学館がちゃんと味方じゃなかったからだろうなと思う。 このトラブルの登場人物の誰が一番やなやつだったかとか、 誰がひどいことしたかとか、 それはわからないけれど、 でも漫画家にとっては、この中で一番身近で親しいのは出版社だから。 セクシー田中さんの原作者芦原妃名子さんがドラマ化のトラブルを脚本家とSNSで暴露しあった挙句に自殺した件の話である。 言うまでもなく、死んでもなんの意味も
松本人志さん、文春に性加害をすっぱ抜かれたと思ったら、あれよあれよという間に活動自粛にまで追い込まれてしまった。 初動からとにかく次々に打ち手がまずかったよなぁ…。 週刊誌の記者に逆上して「君らの写真も撮る」と言ったり、 事実無根だと言ったり、 女性自身に掲載された被害女性からのLINEを「ついにでましたね…」とどや顔のような印象を与える表現でリポストしたり、 ワイドナショーに出ると言ったり・・・・・・ 手数が少ないわりに、どれもこれもかなり悪手だよね。 私はさ。 全
概要麻布台ヒルズギャラリー 2023/11/24~2024/3/21 始めに出来たばかりの麻布台ヒルズにギャラリーがあって、そのこけら落としのオラファー・エリアソン展に行ってきました。 YouTubeに上げていますので、 ぜひ見てください! 体験付きチケット動画の中で触れている、ハーモノグラフの体験付きチケットですが、平日はまだ空きがあるようですので、ぜひお早めにご検討ください。 ハーモノグラフはオラファー・エリアソンが父と共同で行っていたドローイング・マシーンの研究の源
アルプス。 お母さんは故郷の山をそう呼んでいました。 といってもそれは信州ではないし、かといってスイスでもありません。 お母さんの郷里は宮崎県の山奥にあって、澄んだ川と茂った山にはふんだんに食べ物がありました。 学校に行く途中でスイバを食べたり、帰って来る道でうなぎを取って家で焼いて食べたり、ヤマモモの木に登って好きなだけたべたり、豊かな山で、そこで暮らし楽しむための知恵をいくらでも知っていました。 お父さんがお母さんを見初めたときにも、お母さんは赤い実がたわわになったぐ
ちょっと前ですけれど、国立新美術館に行ってきました。 そのもようは動画にしてYouTubeに上げています。 ぜひ見てください! こちらにも簡単にご紹介していきますね。 六本木の国立新美術館で開催していました。 最初のセクションはイギリス人の作家の宗教的なテーマの作品が多くて、聖書や神話の具体的なエピソードが絵に盛り込まれていたため、一枚一枚が見ごたえがありました。 ただ、『光?』とテーマに首をかしげる部分はあったのですけれども。 そりゃ絵画は全て光だと言えば光だしなぁ…
宝塚歌劇団宙組のいじめで自殺者が出たという件について、 いじめの事実は認められなかった、という記者会見が行われ、世の中は非難ごうごうである。 ヘアアイロンでやけどをするのは日常茶飯事でいじめじゃないとか、団員に聞いたら誰もいじめがあったと言ってませんでしたとか、恥も外聞もなくザ・卑怯な言い訳に開いた口が塞がらない。 あれだけジャニーズの対応が叩かれて大失敗したのを見ているのにこれはないだろ、存続したいと思ってないのか? と思う一方で、やはりブランド力で多くの人が口に糊を
ラランドのYouTubeのネタに『お母さんヒス構文』っていうのがあって、 これはお母さんが怒ったときに、論点をすり替えて自分の要求だけを正当化しようとしたり、そんなこと言ってないのに話を勝手に発展させて飛躍させたり、という特徴を笑いものにするもので、視聴者からの投稿を紹介するラランドのチャンネルの人気コーナーだ。 これ、めちゃくちゃ、不愉快。 面白いか面白くないかで言ったら、ラランドのネタの中では面白い方の部類だと思うんだけど、不快度数高い。 まず私がお母さんだから笑い
今朝はフルグラ+牛乳を食べました。 私は昨今隆盛を極めている「牛乳は体に悪い勢」とは一線を画していて、飲みすぎない程度に日常的に摂っています。 何が体に悪いとか、良いとか、これを食べたら癌になる、これを食べたら癌が治った、 そういった話を真剣に受け止めるのって、 どうなのかな? と、私は、考えるタイプ。 一度、知人が、 「牛乳は本来牛の赤ちゃんが飲むべきもので、そんなものを飲むのは人間だけだ、って言われて、私は牛乳を飲むのはやめたの」 と言っていて……。 じ
ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害問題について、私なりにショックだったので書き留めておきたい。 何がショックって、ジャニー喜多川氏が所属タレントを凌辱している、という話は公然のことだったのに、メディアや世論が今になって「けしからん」と言い出している、そのこと。 20年以上前にセクハラに関する裁判もあったし、赤裸々な『光GENJIへ(北公次)』も出版されて広く読まれているし、知っている人は多かったはず。 もうずっと、ジャニーズのタレントを見るたびに、『あのじいさ
葉山に行ってきた。 内藤礼さんの展覧会を観るために。 神奈川県立近代美術館葉山館のすぐ近くの宿を取り、休みを取った。 エントランスの面している中庭にはイサム・ノグチの『こけし』が展示されている。 この作品はもともとは神奈川県立近代美術館の鎌倉館に展示されていたものなのだそうだ。 鎌倉館は鶴岡八幡宮内にあって鶴岡八幡宮が建物の貸主だったらしい。ル・コルビュジエの弟子の板倉準三がデザインした建物で、さぞかし県立近代美術館にふさわしい建物だったのだろうが、鶴岡八幡宮の敷地内に建