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キャリアのロールモデルになる人は?30歳にもなっても分からないんだな

皆さん、こんにちわ。N氏です。
上司とのミーティングで「あなたにとってキャリアのロールモデルになる人は?」と聞かれることが多いです。今日はこの質問に関して考えていきたいと思います。

質問された経緯

いきなり「ロールモデルは誰でしょうか」という質問も難しいなと思いますが、まずこの質問がどんな時に飛んでくるかというと説明させてください。大体が、上司との1on1で今後のキャリアプランを話している時です。

結構軽い気持ちで、どうすれば仕事できるようになりますか?という質問を投げた時ですね。

書籍の一つでも紹介される思っていたら、このような逆質問を返されるわけです。「質問を質問で返すなー」という気持ちはさておき、「はて、誰がを目指して仕事したいのだろうか・・・」という感想で一杯です。ロールモデルなんて30歳になってもいないものはいないんですよ。とも言えず。

なぜ上司は、このような質問を投げるのか

仕事のやり方や出世の方法なんて、人それぞれであるわけで、誰かに当てはめてどうにかなる問題ではないと思います。ましてや私の職場の人間は、皆優秀で私には到底真似できないと思います。

この質問の意図としては、上司がアドバイスしやすいの1点です。

部下の成長のために必要な要素であったり、成長後の姿が想像しやすくアドバイスしやすいからこそ、このような質問をしているのだと思います。また目指すべきロールモデルがいることで、比較対象が産まれ現在の部下の姿との差異を指摘しやすいといった効果もあると思います。

とはいえ回答は難しい

個人個人で能力・性格・嗜好などは違うわけ、ロールモデルがいない人もたくさんいると思うのですよね。そもそも論、目指すべき人がいないがために出世が遅れている・・・かもしれないのに。

厄介な事に、仮にロールモデルがいたとしてもその人見たいに仕事はできないと思います。

人生経験が違う以上、その人みたいに仕事をすることは到底不可能です。また、「あの人みたいになりたいって言ってたよね?」みたいに言われてもそのまんまなりたい訳でもない人もいると思います。

上司が部下に対し目指すべきロールモデルを提案するべき

他人への指摘は的確なのに自分のことに関してはちんぷんかんぷんなのが人間の性なのではないでしょうか。そこで、上司から見てどのような人物をロールモデルとすべきかを提案してもらえるのがいいのかなと思います。

仮にも部下をしっかり見ている上司だからこそ気付く点がある

自身の強み・弱みみたいなところだって他人に指摘された方が納得感ありますし、その上でこの人みたいになれると思うよとアドバイスいただけた方がよっぽど効率的かと思います。この場を逃れようと適当に「〇〇さんです!」なんて言った日には、地獄が待っています。

ロールモデルは誰か?と聞かれた日には

この質問を投げかけられた際にロールモデルとする人がいないのであれば、「ロールモデルとなる人はいません」と正直に話してしまいましょう。そして、「自身はどのような人物をロールモデルとすべきか?」と聞いてしまいましょう。

上司からの回答が納得できるものであれば受け入れ納得できないのであれば話し合いをして下さいね。

また自分が上司になったら部下一人一人のロールモデルとその理由を話せるようにしなければならないと思います。また部下のなりたいという具体的な姿があるのであれば尊重できるようにしていきましょうね。

一緒により良い社会人ライフを!

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