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ブランディングの基本 商品価値は「あなた」にある

ブランディングプロデューサーの太田久美です。

コーチ、カウンセラー、コンサルタントなど、人をサポートする仕事では、「目に見える商品」を取り扱いません。

一対一でお客さんと会う”セッション”と呼ばれる「目に見えない商品」を販売するのが一般的です。

「目に見えない商品」のわかりにくさ

お客さんの立場になってみれば、会ってみるまで商品価値の妥当性がわからないのです。

依頼の意思決定が難しい商品だと言えるんですね。

そりゃあ、そうです。

コーチング、カウンセリング、コンサルティング、、、
呼び方はさまざまですが、いずれも、何か相談することが商品の中身なのです。

ということは、きわめて個人的な悩みを打ち明けたり、秘密の個人情報を開示することを伴います。

誰に依頼するのが最良の選択なのか、悩みます。
複数の商品をピックアップして、比較検討します。

最終的に、どんなことで価値を判断して依頼を決めるのでしょうか?

売る側の勘違い

コーチ、カウンセラー、コンサルタントの多くは、スキルに商品価値があると思いがちです。

その肩書きを名乗るからには、それ相応のスキルを持っているのは当然のことだと思うでしょう。

たしかに一理あります。

ですが、それこそが「目に見えない商品」の目に見えない所以です。
スキルほど、客観的なジャッジができないものはないのですから。

駆け出しの人は、ベテランの足元にも及ばないと感じるのが自然です。

コーチ、カウンセラー、コンサルタントなどで起業したいと思っても、
それで成功できる自信が持てなくなりますね。

でも、お客さんは気にしてない

コーチング、カウンセリング、コンサルティングの依頼を決めるのは、スキルの高さを期待してではありません。

ハイスキルな、すごいセッションを受けてみたいと思う人なんていないんですよ。

お客さんが気にするのは「自分の悩みは解決するのか?」ってことだけ。

「この人なら信頼できそう」と感じることができるかどうかが、価値判断のポイントなんです。

私たちのビジネスでは、自分自身を商品化することがキモになってきます。

「あなた」という商品の価値

「あなた」という存在そのものに商品価値があることを、どのように示せばいいでしょうか。

シンプルにして強力なのが”ストーリー”です。
あなたのストーリーを語ることで、価値を伝えるのが一番なんですね。

ブランディングとは、ストーリーづくりです。

この話は長くなるので、別の機会に詳しくお伝えします。

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