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◆残留農薬関連用語整理

A:無毒性量:動物実験の結果から無毒と判断された量
※今回、一部のネオニコ農薬ではこの量でもマウスの異常行動があったため、 この数値や、言葉そのものを変更すべきという考えもあり。

B:ADI:人が一生毎日食べても問題ない量
  A×1/100、
  動物とヒト、ヒトの中での個体差を
  考慮して1/100をかける。

 似たような例として、ビールなら500ml、塩なら6gという量

C:残留基準:ADIから作物ごとに割り振った基準
 全作物合わせてもADIの80%以下となるように割り振る。
 基準値なので、常に基準値いっぱいに残留するわけではなく、
 実際の検出量は、基準値の100分の1から、1万分の1程度。

D:実際の検出量 ppmで表す
  りんご1トンに対して、農薬1gのとき1ppmという。
  100万円の貯金に1円の利子を1ppmという。

 現在、みずほ銀行の定期預金金利は1年で0.125%。以前の5倍!
100万円預けて1年後1250円の利子がつく、
ppmでは1250ppm。
この状態を利子まみれというのでしょうか?
農薬の場合、0.5ppm程度でも「農薬まみれ」というマスゴミ等がいる。

よって、ABCDは以下の関係にあり、
その開きは100から1万分の1程度。
A>>B>>C>>D

※添付の資料は、農薬工業会(クロップライフ)資料からの
切り抜き。


農薬工業会より

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