朝刊の記事から考える。「米、ロシアに追加金融制裁 日本のLNG調達に影響」に思う。
朝刊の記事に「米、ロシアに追加金融制裁」という記事が掲載されている。
恐らくトランプ政権の誕生によって、米国の政策は、来年以降、ロシア寄りになる。上記の記事で読み取れるのは、これまでウクライナ寄りだったバイデン民主党政権の最後の悪あがき、またトランプ氏への意趣返しのように思える。
皮肉なのは、今回の金融制裁によって、主として岸田前政権はこれまでバイデン氏の政策に寄せてきたにも関わらず、この期に及んで日本のエネルギー安全保障の要であるLNG調達に影響が懸念されていることである。
私自身、米国大統領選に注目はしていたが、米国政治の帰趨にここまで影響を及ぼされたことはなかったと思う。
トランプ氏の再登板には個人的には安堵したが、民主党政権の残した負の遺産は余りにも大きい。
トランプ氏が就任する来年1月以降の動向に注目したい。
以上。