朝刊の記事から考える「米欧軍需、設備投資最高に」に思う。

防衛とESGという思わぬ組み合わせを見つけた。以下の記事である。

米欧軍需大手8社、設備投資最高 今年1.5兆円見通し ウクライナ侵略/中東緊迫 「ESGと両立」資金流入 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

正直ESGと防衛の両立という発想は無かった。

本文より引用すると、
「ESG(環境・企業・企業統治)の広がりで、投資家の多くは防衛産業を敬遠しがちだった。それがウクライナの侵略で「民主主義を守るために軍備も必要だ」との認識が広がりで、投資家の多くは防衛産業を敬遠しがちだった。」

記事によるとそれはロシアによるウクライナ侵略で「民主主義を守るために軍備も必要だ」との認識が広がったという。

それでも筆者の中では防衛とESG投資がダイレクトには結び付かないが、例えばスイスのような国家が国民の権利を守るべく武力を保持することは論理的には矛盾しない。

やや心配なのは現在の国家間の競争は第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の戦間期の状況に類似しているような気がしてならないという点である。

ところでNATOが東京に事務所を構えるという話はどうなったのだろうか。気になるところである。

以上。

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