日本で買える!【真のエシカルファッションブランド10選】 ‖ Enter the E
世界中のエシカルファッションブランドを日本で展開するセレクトショップ『Enter the E』のバイヤーが、本気でおすすめするエシカルファッションブランドをご紹介。
各ブランドを簡単に紹介しながら、Enter the Eがこだわって選ぶエシカルブランドの基準についてもお話ししていきます。
エシカルブランドのセレクトショップEnter the Eの考えるエシカルファッションとは?
私たちEnter the Eでは人や環境に配慮しながらも、幅広いデザイン・良品質・経済性を兼ねたブランドを7つの基準を設けながら選択しています。
1. 持続可能な材料
オーガニックやリサイクルマテリアルなど、生産時に農薬や化学薬品、環境ホルモンを使わず自然環境や生産者の健康を配慮していたり、水やエネルギー、CO2、化石燃料の使用量が少ない材料を指します。また破棄される際にリサイクル可能か、生分解性がある材料を使用しているか基準を設けています。
2.情報の透明性
その製品がどこでだれがどのように作られたか、またどのような想いで作られているかわかるかどうか基準を設けています。第1レベルは原料の生産国、製品の生産場所、生産者がわかるかどうか。第2レベルは原料の生産場所、生産者がわかるかどうか。第3レベルは生産過程におけるコスト、人数、水やエネルギー量、CO2がわかるかどうかというレベルを設けています。
3.創設者、デザイナーのビジョン
どのような未来をつくりたくてブランドを始めたのか、どのような課題をもって取り組んでいるのか、洋服に対する情熱や人間性など基準を設けております。
4.デザイン
作り手想いになりすぎ民族が過ぎるデザインや、環境ファーストになりすぎるあまり素朴すぎるデザインなど過剰が極まっていないか、普通の人が普通に着れるデザインで、着る側の楽しさや着る側を思いやるデザインになっているかなど基準を設けています。
5.作り手へのリスペクト
原料生産の農家さんや職人さん、加工や縫製工場で働くみなさんの健康、人権への配慮、そして愛と敬意をもち取り組んでいるか基準を持っています。
6.エネルギー・CO2・資源の使用削減に対する努力
生産、加工、在庫管理、輸送、包装の過程においてできるだけエネルギーやCO2、資源に対し使用量を減らす努力をしているかを判断しています。
7.作って使って集めてまた作る循環への取り組み
環境や人権に配慮された真のエシカルファッションブランド7選
Enter the E代表 植月が世界中を自らの足で旅をし、直接ブランド創設者と対話し、共感した7つのアパレルブランドをご紹介いたします。
THINKING MU(シンキングムー)
人生を楽しむ人のための遊び心溢れるデザインが特徴のバルセロナのファッションブランド。
一方でサステナブルへの追求心は非常に高く、
取り扱う素材すべてがGOTS認証(オーガニックの繊維製品の国際認証・グローバルオーガニックテキスタイル基準)を取得しています。
DEDICATED.(デディケイテッド.)
スウェーデン発のストリートブランド。
ユーザーだけでなく、農家にも配慮したファッションづくりとゼロウェイスト、100%持続可能なファッションを目指しています。
世界中の写真家、イラストレーター、デザイナーと協力して、ユニークで多様なコレクションを提供しています。
KOMODO(コモド)
1988年から環境に優しいファッションの在り方を追求してきた老舗のエシカルブランド。
天然繊維、エコ繊維、リサイクルPETなどの革新的なファブリックを使用して新境地を開拓。
製造工程で排出される使い捨てプラスチックをゼロする取り組みを進めています。
SKFK(エスケーエフケー)
「装うことは生きること、感じること、そしてあなたがどうありたいか見つめること。」そんなブランドメッセージを発信し、エシカル領域においてもその推進力で注目を集めるブランド。ローカルコミュニティを大切にしながら、次々にサスティナブル素材へ挑戦してます。
THOKK THOKK(トックトック)
エネルギーに満ちた、印象的でミニマルなグラフィックデザインと、環境に配慮して公正に生産された洋服の融合。Thokk Thokkの目標は、ファストファッションの真の代替品を生み出すことです。取り組みにおける姿勢、スタイル、公正な価格を兼ね備えた、持続可能な洋服を誰もが手に入れられるようにすることです。
JAN 'N JUNE(ジャンエンジュン)
手頃な価格帯とエシカルを両立するドイツのファッションブランド。
顔の見える関係性の中で生産されることにこだわっています。
デイリーな価格帯でありながら、シンプルで完成されたデザインは、エシカルブランドを初めて手に取る方にもおすすめ。
KINGS OF INDIGO(キングスオブインディゴ)
Kings of Indigo(KOI)は2011年に誕生した、オランダのアムステルダム発のデニムブランドです。
ブランドネームの略称は、KOI。日本語の「鯉」にインスピレーションを受けていて、日本とも縁のあるブランドです。
アメリカの伝統的なデニムの製法や日本の藍染め技術によるKOIのプロダクトからは、ものづくりへの深い思い入れや日本とアメリカのファッションの融合が見て取れます。
エシカルファッションをはじめるならバッグ・シューズから!小物ブランド3選!
エシカルでサステイナブルなブランドは洋服だけではなく、ファッション小物のブランドもたくさんあります。その中でも特にご紹介したい3つのブランドが、革小物「O MY BAG」、そしてフットウェアブランドの「nae vegan shoes」と「VEJA」です。
O MY BAG(オーマイバッグ)
エコでフェアな革製品づくりで世界に前向きな変化をもたらすことを目指しているブランド。
原材料の調達から製造までインドで行われ、公正な雇用機会を創出。
使用している革は、有害な化学物質を一切使用せずになめされ、経年変化で美しく色が深まり、柔らかくなります。
2015年サステイナブル革製品大賞受賞。
NAE VEGAN SHOES(ナエヴィーガンシューズ)
実用的かつファッショナブルなヴィーガンシューズブランド。
植物性の素材を使いながら、まるでレザーのような仕立てになる商品を生み出しています。
ヴィーガンレザーを選択すると、毎年何十億もの動物を救うことができ、自分がはきたいスタイルを妥協する必要がありません。
VEJA(ヴェジャ)
VEJAは、スニーカーを愛するセバスチャン・コップとギラン・モリィヨンが立ち上げたシューズブランドです。自分たちが履きたいスニーカーを作ることを目的としているVEJAのスニーカーは、洗練されたデザインで、どんなテイストのファッションにもマッチします。全てのスニーカーのソールにはアマゾンの天然ゴムが使われており、その他にも、フェアトレードオーガニックコットンやリサイクルペットボトルなどのサスティナブル素材を使用しています。
10着に1着でもサステイナブルに。
ファッションにエシカルアイテムを取り入れるススメ
まだまだ世界には知られていないエシカルファッションのブランドがたくさんあります。
そのどれもが、地球とひとと洋服が一緒に未来を迎えられるように思いがたくさん詰まったブランドです。
流行が次々と変わり、安価でトレンドなファストファッションの洋服が広がっており、
明日から全てエシカルファッションに!というのは難しいかもしれません。
ですが、10着に1着でも環境や、生産背景など服に思いを馳せながらエシカルアイテムを取り入れてみませんか?
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