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【マンガ】ロッカロック

最近1番楽しみな漫画、ロッカロック!

ロックンロールが大好きな主人公が人生を賭けて最高のロックバンドを作る物語🎸!!

主人公、幸丸の自由さがすごく好きだし、見ていてワクワクします。
ワンピースのルフィにちょっと似てるかも。

第1話に出てくる、

『歌っても、歌わなくても何も変わらないなら、歌ってたっていい』

この言葉がめっちゃ好きです!


その後も沢山名言が出てくるんですが、
何か夢がある人や、目標に向かって頑張っている人の肩をガッと組んで『いっしょに楽しもうぜ!』
って言ってくれている作品な気がします。

色んなライブやコンサートに行ってきましたが、歌で何かを伝えたり届けたりしてくれる人から伝わってくるエネルギーって何なんだろう??
この貰った、エネルギーの名前って何なんだろう???
ってずっとどこかで考えていました。

言葉よりもすごく直接的に自分の中に入ってくるあの感覚。

この漫画を読んで思ったんですが、それは『感情体験』なのかもしれません。

他人の『感情体験』が自分も『体験』できたという感覚。

ある本に、良い文章は読むだけで『体験』させてくれる文章だと書かれていました。

例えば、
『私は縄跳びをした。』
と、書くのではなく、

『私は両手を回し、縄を跳んだ。
何度も、何度も、何回も、何回も。
息が切れて苦しくて、体が熱くてもうダメだ、倒れてしまう、と思っても。とにかく跳んだ。跳び続けた。
だって悔しかった。
私があの子に負けたなんて信じられなかったから…ーーー。』

こう書くと、読者は少し『体験』できる。

それが文章じゃなくて、音楽というだけでやっていることは同じなのかもしれません。


だからアーティストは感情的に歌うし、自分が好きな世界観を表現し、自身に起こった経験や感じたことを歌に乗せられる。


歌だけでなく、エンターテイメント、全てにおいて言えることなのかもしれません。
表現する時、人はどうしたって丸裸になってしまう。
沢山着飾っても、観る人は『体験』しに来ているから、『私は歌を歌った』では満足出来るはずがない。

なぜ歌ってるのか?なぜそこに立つのか?
それを表現で人に体験させる。
…プロアーティストたちのすざまじさをより感じますね。

『ロッカロック』
今後が楽しみすぎる作品です。
最新話もかなり良かった…!!
まもなく単行本も発売なので、楽しみです!



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