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ピッチDAY|ミヤラジ起業塾2期

ミヤラジ起業塾は毎週土曜20時〜FMプラプラにて放送中!

今日はピッチDAYになります!1期は応募が8名いらっしゃいましたが、今回は1名、先週からパーソナリティとしてお世話になっている津田さんから応募いただきました!

常川:
学生にもぜひ応募していただきたいのですが、先日「なりたい職業」が新聞で取り上げられ、1位は会社員だったんですよね。2位がエンジニア、3位が公務員でした。

先が見えない世の中で、なかなか起業を目指す学生がいない中、宇都宮で起業を考えている若い人や学生のために場を持つことが大事だと思っています。ミヤラジ起業塾はこれからも続けていくので、このラジオをきっかけに一人でも二人でも起業にチャレンジしていただけたら嬉しいです。

「誰かがやってくれればいいよね」ということって、なかなか自分ではできないものです。起業は大変なものですし、みんながみんな起業に向いているとは思っていないですが、挑戦したい人が挑戦できる状態が良いなと。

先日ビジネスプランコンテストで出会った高校生3年生と話していたのですが、彼らは公務員になって安定したいという言っていたんです。もちろん安定はしてるけど「安定した仕事についても、お昼休みコロッケ一つ買いに行けないかもしれないよ」と(冗談ぽく)伝えました。

安定した仕事があるという一方で、自由が減ることがあるよと。つまり人生は全てトレードオフだと思うんですよね。何かが増えれば何かが減る。

人間、平等なのは寿命だけで、自分が生きている間の時間を何かに変換していくという話です。お金に変えたりモノに変えたり、時間をどう配分するのか、なんですよね。

私自身起業してみて思ったのは、その時間の配分を自由に選択できるのがいいなと思います。

1. ピッチ / 宇都宮で本に出会える場所の情報に特化した地図を作りたい

常川:
それでは、今日のメインのピッチに移りたいと思いますが、津田さん準備はよろしいでしょうか?

津田:
はい、頑張ります!





私は、宇都宮に本と町歩きの文化を作りたいです!具体的には、宇都宮で本に出会える場所の情報に特化した地図を作りたいです。

街を歩いていて、小さな本屋さんに入った時、本屋さん独特の歴史を感じられて、話しかけてみたら一見寡黙だけど素敵な店主の方がいて、本棚には個性的な本がたくさんあります。

でも店主の方に話を聞いていくと、本が売れないという悩みがありました。そこで、宇都宮にはこういう素敵な本屋さんがあることを伝えたいと思うようになりました。

あるいは、本を買える余裕がないけれども本を買いたい、そういう際には古書店などに行けば本が手に入ります。本屋巡りが好きな人にとっては、宇都宮の穴場の本屋さんを新たに知ることができます。

私自身も、近所に本屋さんがあるのは知っていたのですが、足を踏み入れるまで個性的な本があることを先日初めて知りませんでした。「こういう本があったよ」という話を本好きな友人にも共有したら、後日本屋さんに行ってくれたことがありました。

こういう情報は個人個人が持っている状態でしかないけれど、みんなのオススメの本屋の情報を集約したら宇都宮の本屋に足を運ぶ人が増えると思います。

また、本をきっかけに地域に足を運ぶ人が増え、地域貢献になるのではないかと考えています。宇都宮にある本屋の情報をあつめた地図をみながら、街歩きする人が増えるのではないでしょうか?





常川:
ありがとうございます!3分って思った以上に長く感じますよね。そもそもなぜこのプランを考えたのか教えていただいてもいいですか?

津田:
最初に思ったきっかけはピッチで話したとおりなのですが、ピッチを作るにあたって1期の放送も参考にしました。その中にあった「過去最高の体験を100個書き出す」をやってみたんです。

自分の小さい時のエピソードをヒントに書き出してみる、という常川さんのアドバイスを聞いて。私自身、出身が東京の日野市で、日の中央図書館によく行っていた子どもでした。本のある空間が昔から大好きだったんですよね。

それで宇都宮に来た時も、地図に図書館や本屋さんに印をつけていこうと思って。わりと宇都宮の中心地に集まっているなという気づきもありました。

2. ピッチの目的は相手に動いてもらうこと

常川:
ピッチの目的は、聞いている相手を動かすことです。ピッチの中でお話された、津田さんの本好きな友達に伝えて、実際にその方が本屋さんに行っているエピソードも、まさにそうです。

津田:
過去の放送を聞いて準備してみたのですが、その中で、自分が話したピッチを文字起こししてどんどん言葉を削っていこうというお話もありましたよね。インタビューを200人にするなどもありましたよね?

常川:
そうですね、ピッチもぜひ200回練習をしていただきたいんです。無駄な情報を削ぎ落とし、3分で伝える。準備時間があれば、誰でもピッチは上手くなると思っています。

この番組を使って、誰かのアイデアが事業化していくのも面白いなと思っていて。津田さんのアイデアもぜひラジオの中でブラッシュアップしていって、その過程をみんなで見ていきたいです。他にも応募される方がいらっしゃれば、この番組の中で一緒にアイデアを磨いていきたいですね。

津田:
1期、2期とやってきて、すでに学ぶ教材は揃っていますもんね。

常川:
ラジオを聞いていて、いつの間にか起業のノウハウがわかる状態が理想だなと思っています。でも以前もお話しましたが、本を読んだだけでは泳げるようにはなりません。

行動が伴わないといけないですが、その前段階として今後は「ラジオドラマ」形式で興味を持っていただくのができればいいなと思っています。

ラジオを聴いている中、自分のビジネスアイデアを磨いていく期間にしていただければと思います!

3. 重要なのは、ユーザーにとってどのような価値があるか

常川:
そもそも本屋自体少なっていってるなと思っていて、Amazonで買う方も増えていると思うんですよね。一方で、個性的な本屋さんって結構あるなと。

実際、南大通り沿いに、昔ながらのガラス戸が特徴的な古本屋さんがあります。気になって入ってみて、最終的には写真集を買いました。写真集って高いしあまり店頭に売っていなくて、この本屋さんに行かないと買えないものだと思いました。

バラバラになっている宇都宮の本屋さんの情報を集約すれば何かビジネスになるかも、と津田さんが考えられていますよね。そこから一歩踏み込んで、情報を集めるのは手段なので、情報を集めることでユーザーにとってどんなワクワクや価値になるのかを考えてみましょう。

津田:
本屋さんの面白いなと思うことが、「手に取ってほしい本はこれなんだな」とその本屋さん独自の視点やおすすめ本がわかることですね。

常川:
最近、目的のものがあって探すことがほとんどで、偶然新しい分野の本を知ることが減ったと思います。本屋さんにいくと、その偶然の出会いもありますよね。

これからミヤラジの番組として、津田さんのアイデアをブラッシュアップしていきたいと思います。チームアップもやっていければと思うので、興味持った方はぜひご連絡ください!

✉️ 773@miyaradi.com
▼本日の放送はこちらからご視聴下さい




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