はじしらづ

自分のために書いてる。それは大前提。 でも、それでも伝えたかった事だったり、言いたいことだったりする。

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最近の記事

人の死を「羨ましい」と感じた

  誰かに共感してほしい話。というか誰かしらは同じ事を考えた事があるかもしれない話。  一昨年の6月、親友の後輩が死んだ。親友はひどく悲しんでいた。葬式では泣いたらしい。その亡くなったその子の親は彼以上に泣いたと思う。  これは、よくある話だろう。今はまだ20代なので、自分の同級生が亡くなった話は聞かない。だが、今後はちらほら耳にしていくのだと思う。  で、僕がこの話で何が言いたいのかというと、”誰かが死んだときに僕がどう思ったか”という事である。  結論から言うと、親

    • 「好き」を表現する勇気

       「好きなものは?」と聞かれて即答できない。それが僕。  相手との関係性や自分の立場を考慮して、当たり障りのない事や話題になりそうな事を適当に言う。僕はそうやって生きてきた。それが良い事だとも思ってた。こうすれば誰も傷つかないから…。  でも「ブルーピリオド」を読んで思った。  自分の「好き」を言わないのは ”誰も傷つけない”じゃなくて”自分が傷つかない”ため だからだ。  このブルーピリオドというマンガの主人公、八虎。  高校生の彼は「早朝の渋谷はなんかいい」と言った

      • 悲劇の一つや二つ、誰にでもあるだろう

         不運な生まれや境遇を「悲劇」として語り、同情を買う人をちらほら見る。確かに僕も簡単にかわいそうと思ってしまう。ついつい感情移入してしまう。気持ちはわかる…。  だけど、同時に「こいつ自分に酔ってるな」って思う。 本当にその過去を気にしている人はそれをむやみに語らない、というか語れない。その人にとって、それはあまりにも重すぎるから。語ることで自分が傷つくのが怖いから。  僕は悲劇を語らない。いじめられた過去や、親に他人と言われた事もあるけれど、それを「悲劇」としては語らな

        • アカウントを作った理由

           好きな人にビビってラインで告白してしまった。もちろん丁寧にお断りされた。恥ずかしかったが、僕は何よりも告白できたことが嬉しかった。今までは拒否されるのが怖くて、勇気がなくてそんな一大決心はできなかったから…。  周りの人間は笑った。「21にもなってラインで告白するのかよ(笑)」って。そんなことは分かってる。それでも前進できた僕の勇気を見てほしかった。けれどほとんどの人は理解してくれなかったように思う。せめて僕ぐらいは僕を褒めてあげたい。  MOROHAは言った「恥ずかし