『Silent』第8話ー家族とぷりん
サッカーを挟んで2週間ぶりのSilentはすごく没頭できて、気になってたシーンをくれますね。
※以下、ネタバレあり。
8話では奈々と春尾の過去を知れて良かった。2人の関係が気になっていたから出会いから知ることができてすごく満足。サブにもこんなに丁寧に描かれていてSilentらしくて相変わらず優しいなぁと思った。
2人を見ていると『受け取るとか、届くとか』そういう言葉が思い浮かぶ。素敵だった。単に2人の事だけじゃなく、これはSilentのドラマ全体を通して言える事だけども。
でも、
『善意は押しつけたら偽善なの』
『どう受け取るかはこっちが決める事だから』
この言葉にドキっとした。
この時の奈々は感情が高ぶり、視野が狭くなっている中での発言だが、
でも実際の日常でもよくある事で、ただ単純に”そうだよな~”って思った。言った本人にはそんな意図が無くても、
受け取る側がそう思ってしまうならうまく伝わっていないという事で。
それが聴者でも聾者でも関係なく。
小さなきかっけでこじれて絡まってほどけなくなってしまう事ってあるんだよなーって。
だからこそ、この後の春尾の言葉が切なく耳に響いた。
そして今回は家族にも焦点が当てられていてうまくリンクさせてあって、
”あったかいなぁ”って思った。特に紬ママ!
家族みんなで栗をむきながら紬ママがお父さんの入院中の時の話を、
って紬も激しく同意しながら会話が進んでいく感じ良かったなぁ。
男と女はそもそも脳が違うと言われており、『男は火星人、女は金星人』くらいの違いがあると言われている本があったように、お互いを理解するのは至難の業だ。そういう女心をわかってほしいという紬ママ(和泉)と紬、わかってない弟(光)
今回も優しい言葉で溢れてて存分に和ませてもらいました。
奈々が『ありがとうって使い回していいの?』
とか
紬ママが、親の真心ー『言葉じゃ伝えきれないからさ、物に託すの』
っていう表現が凄く好きだと思った。
いっぱい会話のキャッチボールを繰り返しても思うように伝わらない、
伝えられない言葉の数々がある中で
この一言で親の愛が全て伝わる珠玉な表現だった。
最後に
今回で何度もひとつのKeyとして『プリン』が登場する。
家族と近くなる”プリン”
言い出しにくいきっかけを与えてくれた”プリン”
新しい手話での表現を覚えた”プリン”
パンダとか
コンポタとか
ハンバーグの次は
プリンだ。って思わずにやり😏