第二波とは?
Facebook 2020-07-20
いまいちピンと来ていない人が多いみたいで、正直そのことが怖いのだが、本格的な大不況はこれから来る。自分の見立てでは「第一波」の被害者はいわゆる飲食店や、ライブやコンサート会場の経営者で、こうした人々が目に見える形で真っ先に影響を被った。そうこうしているあいだも、まだ他の仕事は動いていて、テレワークなんかができる業種は事業継続を図っていた。
だが、根本的な問題、それは「川(水源)」の上流で水が止められてしまった血液(お金)が還流しなくなっている経済全体の状況自体は変わらないことであり、経済規模があまりに巨大で、「川の水」はとてもゆっくり時間をかけて下流に流れていくので、下流域の目の前を流れ行く水流でまだビジネスが持続できていたが、こうしたエリアの水が尽きるのは時間の問題なのではないか、そう感じる。
上流域で止められて絶えてしまった水流は、いずれ全ての流域における水の枯渇の問題に直面する。自分はそれこそが「第二波」の意味なのではないか、と心配している。もし金先生が書いておられるように、本当に政府が財政的にお金を使い切ってしまったのであれば、本当に支援が必要な「第二波」は惨憺たる焼け野原になるのではないかと思うのである。
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