アサヤンVol.28 山本太郎vsメロリンキュー〜総決起しない集会〜(再配信スタート)
5月2日まで、再配信がスタートしました!
奇しくも、5月18日に開催予定のアサヤンvol.32で、維新のスラップ訴訟第2弾が開催が決定。それに先立ち、Vol.28と、voil.30の再配信へと動く中、山本太郎議員が衆議院を辞めるというニュースが飛び込んで来た。今後の展開では、vol.32でも山本太郎さんの登壇の可能性もあるが、まずは前回のライブの様子をぜひ、ご覧ください。
アサヤンのすべての回のアーカイブの視聴はこちらから。
ライブに先駆けて・・・
2022年2月6日。
私は自分のTwitterでこうつぶやいた。
「世の中にも、潮の流れがある。(中略)今、水道橋博士が藝人春秋2,3で挑んだ大阪府政、制作会社ボーイズへの深層を知る流れではないか。」と記した。このツイートは、記事を書いている現在(2月23日)、私の予想を遥かに超えて、巨大なうねりになっているのは、名も知らぬ私の記事を読んでいるあなた自身がすでに巻き込まれていることからもお分かりだろう。
別段、予言と呼ぶほどでもない。そもそもこの度のアサヤンに山本太郎議員が登壇することが分かった上でのTweetである。というのもゲストに来ていただくにあたり、ライブでの質問事項なり、記事を書くにあたっての下調べをしなくてはならなかった。その結果、見えてきたのは、、、山本太郎という一人の政治家が、いかに自分の言葉を持ち、いかに弱者に目を向け、いかに既得権益を持つ強者に立ち向かおうとしているのか、分かってきたからである。そんな人物が博士と交わることで潮の変わり目になると睨んだのだ。
政治家とは、自らの言葉によって未来や希望を与え、人々を導く存在であるというのが私の認識だが、山本太郎議員はまさにその人物なのだ。と抽象的な持ち上げ方をすると「あなた、れいわ信者でしょ。」と言われそうだが、元々は決してそうではない。まずは、私が下調べとして見た動画の数々をあなたの目でも確かめてもらいたい。
Facebook上の市民メディア放送局が山本太郎議員の演説や会見をまとめている。人の心に刺さる政治家が遂に現れた感じた。さらにこちらの動画も見てみた。
れいわ新選組が掲げる「れいわニューディール」の1丁目1番地の政策でもある「消費税廃止」策について分かりやすく語っている。今の不況の根幹は消費税であり、その10%を無くすことが消費の活性化を生み、給与を上げる!と、訴える。「いやいや、タロウちゃん、待ってーな。そなこと言うたかて、財源はどないすんねん?国の借金は?誰が返済すんねん?」と誰もが思うであろう素朴な疑問に明確に答えている。
さらにだ。先日の2月9日の国会質問でのやりとりもご覧いただきたい。
貼り付けたものは一部の抜粋である。コロナで苦しむ人々に対し、自己責任を貫く厚労省の審議官を問い詰めるやりとりは、まさに弱者目線に立った問い詰め、そのものである。こんなことを言ってくれる人がいたのだ!!
まさに今、大きな流れが来ようとしている。これはアサヤンにとって大きな流れが、、、と思っていた。しかし、、、
2022年2月13日。さらなる大波がやってきた!!
松井&イチローというメジャー級(©エルカブキ・デロリアン林)の大阪市長である松井一郎氏からの「法的手続きします。」事件が起こる。このツイートに端を発し、松井一郎氏、ならびに吉村知事の活動や大阪メディアの取り巻く状況が次々に明かされる。
この動画も相当、問題ある動画だ。「なにわのプリンス」扱いだ。これをプロパガンダと呼ばずに何という?選挙報道における「ラガーマン」程度の紹介なら百歩譲って分かる。なぜならそれは事実だ。小沢一郎氏のああ見えて小鳥好き!みたいに、それも事実だろう。しかし「なにわのプリンス」扱いは明らかに誘導目線であり、制作側の印象操作だ。というかこれは一事であるが、万事がこの調子だから震えるほどの恐怖を覚える。大阪府民、市民よ、目覚めてくれ!という思いが募る。
かつて、水道橋博士は自らの著書、「本業」においてタレント本とは何かについて語っている。
いわば、タレント本は有名であるがゆえの有名税(誹謗中傷、偏ったイメージ、誤解)に対しての世間とのズレを修正するようなものと捉えている。しかし、それはかつて博士自身が苦しんだ事件を思い出させる。「たかじんNOマネーの生放送降板事件」である。
私自身、一放送作家としてこの一報を知った時は「何故、そんなことを?」と思ったし、「小銭稼ぎのコメンテーター」という発言に対する反論として、、、とあるがいかなる理由があっても、生放送で降板しなくても。とずっと思っていた。しかし、それは博士が記す、藝人春秋2,3を読むと本当の理由が明らかになる。
背景にあるのは、制作会社ボーイズと政治のズブズブの関係性である。こんなことがまかり通るのか?という世界だ。それはプロパガンダによって維新が議席数を伸ばすわ!!って話である。
だが、この話は博士が著作、藝人春秋の本丸として掲げたものの世間とのズレが修正するには至らなかった。いくら大声で叫んでも潮の流れは変わらなかった。そう、残念ながらセールスとしては芳しいものではなかった。 結果、博士は大手メディアのスポンサーに歯向かって切られただけの人になっていた。
今は地上波のレギュラー番組もない。誰かに忖度する必要もない。ましてや今やYouTube、Twitterにしろ、自らが発信できる時代である。山本太郎議員、松井&イチローじゃなく松井一郎氏の「法的手続きをします!」の件と相まって、今こそ、戦い続けた博士の潮が来ているのだ。(と、書いたが現時点で大手メディアはスルーしている。これが現実だ!ひとりでも多くの方に拡散して欲しいのだ。)
そんな背景を持つ水道橋博士と山本太郎という「ハカセタロウ」コンビに加え、橋下徹氏に訴えられたというれいわ新選組の大石晃子議員の参戦も決まった。奇しくも維新包囲網が出来上がったのだ!!また、選挙活動の取材をするジャーナリストの畠山理仁さんの登壇も決まった。
さあ、アサヤンが始まる。
OPから、MCハマーの曲に合わせてのラップからスタート。ドルフィンソングとカイマのラップの腕が回を重ねるごとに上がっている。
とここに来る前にニュースになっていたようですが、、、ヤフコメには批判的な意見も数多くあるようだ。そんな方々にこそ、見てもらいたい。博士流のエンターテイメントショーの開演だ。
実は今回のサムネイルをご覧いただくと分かるが山本太郎VSメロリンキュー総決起しない集会!というのがそもそものタイトルであった。というのもアサヤンに登壇する高須SANはかつての元気が出るテレビにおける「ダンス甲子園」のディレクターであった。つまり、ブーム立役者の裏方が高須SANであり演者の代表が当時、16歳だった山本太郎であったのだ。
そこで、今は政治家として活躍するが、かつてのメロリンキュー時代の逸話を話そうというのが当初のライブの目的であったが、その色合いが世の中の流れと共に変化したのが実情だ。これはメロリンキューの裏側を期待したお客様には申し訳ない部分があるのだが、スタッフの一員である私も理解していない。博士のライブの特徴だが、実は膨大な資料と映像を用意しているのだが、本番ではどれが使うのかよく分からないのだ。(一方、山本太郎議員のスタッフもどんな展開になってもいいように資料のスライドを5万枚用意してくれていた!!)
いわば、頭とお尻の枠組みは決める。やりたい材料はどさっと用意する。しかし、最終的などんな料理が出来上がるのかは分からない仕組みになっている。そんなライブドキュメントでもあるのだ!!では、そんじょそこらのテレビでは到底出来ないラインナップを紹介しよう!
〇弁護士・坂井良和さんの事務所への直電
リアルタイムの案件を、ライブ本番で事務所に連絡をするという企画。坂井良和さんはよく知らなくても、このツイートを見れば香ばしい匂いを感じ取ってくれるだろう。まさに博士にしか出来ないエンターテイメントだ!このやりとりだけでも見ものだ。何を以って悪質なのか???問いただしたいところは満載だ。
Twitterで松井一郎氏に脅され、家族目線で言えば精神的な苦痛が長く続くという意味でもある。それをライブで問い詰めていく博士の姿をぜひ、見て欲しい。
〇大石晃子議員の目の前で、ダンス甲子園のメロリンキューを見る。
山本太郎さんをして「大人が大人をしばく現場を初めて見ました。」と語る高須SANの撮影現場。
〇松井一郎氏とのやりとり全貌が明らかに
「水道橋さんは有名人で、影響力があるので、、、」
〇大石晃子議員が何故、橋下徹氏に訴えられたのか?過去の因縁話
⇒大石さんのキャラクターが見えてきます!はいっ。
〇松井一郎氏をめぐる「雨合羽問題」「登庁しない話」
⇒松井一郎氏、まじ大丈夫でしょうか?
〇博士の原発を巡る話
⇒博士の生き方がすごいです。
〇山本太郎議員のスタンダップコメディを見た話
〇博士が水を差し入れする話。二人の接点とは?
⇒ちょっとというか、すごいいい話でした。
〇ジョニー小野、出馬要請話?
⇒10億円あれば行ける?行けない?
〇山本太郎代表プレゼン!大阪府政の「成長を止めるな!」話
⇒どの口が言うてんのか?にはこれも必聴すべき話であった。
今回、5万枚用意した資料の中から、大阪府政の「成長を止めるな!」というコピーに対し、ずさんな成長っぷりをプレゼンしてもらった。また、コロナ禍における死亡者の数が増え続けている。維新の結果責任問題を客観的データとして認識出来るであろう。
今回のアサヤン、決してテレビでは出来ない政治エンタメショーではなかったか。しかも、これだけではない。締めには、次回3月23日のアサヤンゲストの生交渉。その相手は、、、橋下徹氏。盛りだくさんのライブの一部始終をぜひ、目撃いただきたい!1500円。3月8日まで配信です。
これはアサヤンというよりも個人的な思いだが、イベントとしての一過性で終わるのは意味がない。ここで盛り上がる打ち上げ花火では意味がない。コロナ禍で苦しむ人は変わらない。松井&イチローじゃなかった松井一郎氏から博士へのツイートをきっかけに維新のひどさが暴かれていくが、それでも議員の数を増やしている。ましてや政権を担うのは自民党である。選挙の際には「国民は無関心であればいい!」「なんでも自己責任」と言わんばかりの空気を感じさせる。ひいてはそれは弱者切り捨てであり、強者の理論だろう。そんな自民党は好きじゃない。けど、他はもっとひどいしと思っていた。しかし、山本太郎議員は違う、彼に任せたらどうなるのか?という期待の持てる人物なのだ。
日本の国際的な競争力は失われた今、どうするの?山本太郎議員が掲げる政策は一聴の価値、いや必聴すべきものと思っている。「れいわ新選組」を肯定するか、否定するかはあなた次第だ。だけれども、否定する前に政策を聞こうよ、と思う。それは映画を見ずに映画を批判するようなものでおかしな話だろう。
ここで終わらすのはもったいない。朝方、起きたら山本太郎の名前がTwitterのトレンド入りしていた。一方でYahoo!ニュースを見ればネガティブなコメントが多数を占める。大手メディアとの温度差は大きい。この記事を通して、アサヤン、れいわ新選組を知るきっかけになれば幸いだ。
いつも素敵な写真をありがとうございます。
写真提供:中山友美 利根川亘
Instagram:tomomi.photography
Facebook :tomomi.photo
スタッフ:山崎尚哉 原田専門家 関口貴 島津秀泰
総合プロデューサー:水道橋博士
執筆者:島津秀泰(放送作家)
Twitter:@shimazujaoriya
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ちなみに私は、世界に向けてYouTubeを配信しています。
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