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生きるコツ2月11日「紹介の強い時代」

 今SNSの運用代行の仕事でメシを食っているわけだが、ほとんどが人からの紹介である。
 企業においてはリファラル採用(自社社員による友人、知人の紹介)も増えていると聞く。コストの良さや離職率の低さ、人材のスキルの安定というのもあるだろう。「あいつの友人だから同じような水準だろう」と。何より紹介する側も下手の人を紹介することは自分にとってもマイナスになるからきちんとした人を紹介する心理になるだろう。

 これが自分が直接、ビジネスに携わる分にはいいがたまに梯子を外されたり、挙句には自分が長年信頼を築いてきたものをたった一回の紹介ですんなり手に入れているのに、そのありがたみを気づかない人もしばし、というか結構いる。

 基本的にはギバーな体質(ギブアンドテイクのギブする人)なのでいろんな人に与えているが嫌な思いをすることもしばしばだ。これについては中々、対抗策もないので半ば諦めている。

 問題は自分が紹介してもらう立場になることだ。今度は信頼を得ないと紹介はしてもらえないので一筋縄ではない。約束を守り、結果も出す。相手には時間とコストの大幅な節約、短縮をもたらす。しかし、この紹介してくれるような人に出会うこともそんなに簡単でもない。私の仕事で言うとプロデューサーや代理店といった立場の人である。そりゃね、これが役者ならよりセクハラ、パワハラも起きるだろう。

 このケースが難しい場合はやはり、無料キャンペーン作戦となる。大手企業もやるが一度目のハードルを低くして一度お試ししてもらう。その良さを実感してもらい顧客となってもらう。これがスタート時は特に効果的だろう。これに代わるものは今のところ分からない。どんな業界もまずはこれなんだろうな。

 

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島津秀泰(放送作家・動画制作・インタビュー・文章作成)
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