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スキル0からのSNS運用代行のススメ②「Vlloは何故いいのか?」「編集用語」について

放送作家の島津と申します。
 現在はテレビの仕事はほとんどやっておらず、企業様のSNSの運用代行、もっと言えばショート動画を制作をして、報酬をいただいてます。
 元々はテリー伊藤さんが代表取締役を務める制作会社ロコモーションに所属し、96年大学4年生時にテレ東「出動!ミニスカポリス」でデビューしました。以後、パパパパパフィーとか、がっちりマンデーとかいろんな番組の放送作家として仕事をしてきました。でも10年前に離婚を経験し、以後徐々にうつ状態に陥り、随分苦しい時間を過ごしてきました。
 YouTubeでも世界の主婦をZOOMでつなぎ「Planet of Food」というチャンネルも立ち上げてましたがそれで生活出来るレベルには残念ながら到達出来ませんでした。

前回の記事で運用代行における必要なスキルを紹介しました。

  SNSの運用代行するにあたり、どうしても必要となってくるのが編集作業です。で、あくまでど素人が編集作業するにあたっておすすめなのが「Vllo(ブロ)」です。無料版もありますが、制作した動画にロゴが残ったり、機能性も含めて有料版(2,820円)がおすすめです。仕事にしたいならなおさらです。私もいくつかアプリを触って試しましたがダントツに楽です。
 前回もちらっと触れましたが、何が優れているかというと感覚で編集作業が出来るという事です。これだけだとちょっと分かりづらいかもしれませんね。編集作業で一番多用するのはカット(分割)ですが、次の多いのがサイズを変えるという作業です。
 下記の写真は、画像の大きさを変えたものとテロップ(字幕)の大きさを変えたものですが、感覚ですぐに変えられます。また、テロップをどこに配置するか?なども感覚で出来ます。これを数値で置こうとすると面倒です。もちろん、センターに置きたい時は補助が出るので「なんとなくセンター」ということにはなりません。

富士山をメインに
文字を大きくし、センターへ

 あくまで「0からの~」ということで最低限、覚えておいてほしい編集用語もまとめておきました。用語が分からずにつまづく方も多いと思うので参考にしてください。

カット・・・動画を割る。余分なところを削る作業
イン・・・カットの頭を指す
アウト・・・カット終わり部分を指す
フェード・・・じわじわと始まる、もしくは終わる。フェードイン、フェードアウトなど。カット割りや音楽においても使う用語。印象深くさせるための演出に使う。カットから、次のカットへの場面転換でもよく使う。
スロー・・・文字通り、ゆっくり見せる。各パーセンテージで調整出来る。
フリーズ・・・カット終わりを止める。何かを強調したい時に使う。
クロマキー・・・通常、バックを緑の状態にして緑部分だけを取り除くエフェクト。昔の電波少年など。バックの画と人物など、合成に使うエフェクト
ミュート・・・無音部分(絵だけを使い、音を使わない)別の音をかぶせたい時に演出に使う。ドキュメント動画でしゃべりは本人だが映像では働いているシーンなど。片方が音をミュートにする。
PIP(インサート)・・・元の画に違う映像、画像を挟みたい時。あるいはワイプで、二つ以上の画面構成をしたい時に使う。
モザイク・フィルター・・・画面に色身を変えたり、見せたくないものに
すりガラスのようなフィルターをかける。
ディゾルブ・・・カット変わりの移り変わり
効果音・・・パリーン、太鼓の音、歓声など。サウンドエフェクト(SE)とも呼ばれる。
テキスト・・・字幕・テロップ文字入れること。各フォントがある。座布団・バックグラウンド(文字を入れる時にベースをつける時)

 座布団というのは、「香港料理。江記へ」の金色の部分を指します。他にもシャドーや枠組みの色などテロップ一つでもバリエーションはありますが
また、機会があれば説明します。

グラーデーションにシャドーを加える

MA(音付け)・・・ナレーション(音声の録音)、効果音、音楽(BGM)を付ける行為を指す

 中々、一つずつレクチャーするのは難しいですがまずはダウンロードをして触ってみるのが一番です。習うより、慣れろ!というのが間違いないです。直接、私にレクチャーされたい方はご連絡ください。


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島津秀泰(放送作家・動画制作・インタビュー・文章作成)
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