生きるコツ12月29日「失われた40年」と来年
先日、Xを見ていると
「失われた40年」という言葉を目にした。
このままで行くと現実的な言葉だ。私は政治の責任だと思ってるが自民党にすがる人、恩恵を受ける人が多いのか、まだ与党として権勢を振るっている。
子どもの頃の日本はなんだか凄かった。
円高が進み、自動車販売はもちろん、ジャパンアズナンバーワンとしてソニーの製品やメイドインジャパンは幅を利かせていた。映画の世界でもバックトゥザフューチャーでは1960年代のドクに向かい、主人公のマーティーは言う「ドク、日本の製品が一番いいんだぜ」「信じられない」と。ダイハードでもビルを占拠されるのは「ナカトミビル」だった。
日本は資源のない国で「勤勉さ」こそが取り柄でそこから生まれる技術力で世界の大国に上り詰めた。これって永遠に続くのかとぼんやりと思った。
ただ、歴史を紐解くと15世紀から17世紀の大航海時代にはスペインやポルトガルが世界を牛耳った。以外とこの認識って薄くってサッカーの仕事をした時に「ポルトガルって世界の覇者だったのか?」と知った時は世界の覇者が没落するのは何なのか?と疑問を抱いた。考えてみるとその後、産業革命で世界の工場と呼ばれたイギリスも没落し、やがてアメリカが台頭する。アメリカと旧ソ連の冷戦と呼ばれる時代はまさに子どもの頃の話だ。
あれから数十年、アメリカが世界の警察と呼ばれたほどのパワーはないが経済の面ではGAFAがけん引している。それは富めるものとそうでないものの格差社会の時代の象徴かもしれない。
日本はどうなんだろうか。
働き方改革を提唱して随分経つ。ブラック企業みたいな職場が減って良かったのか?唯一の取り柄の勤勉さを失っちゃいないのか?疑問は沸くが正解は知らない。
もう50歳を超えた。過去の自分からすれば随分先の未来の世界を生きている。去年の今頃はバイトもしていた。今はSNSの運用代行の仕事が軌道に乗り、雲泥の差を感じる年の瀬となった。来年はどうなるだろうか?ついつい考えるが予想通りにはならないんだよな。大丈夫か?自分の人生とも思うが何とかやってたりもする。
そんなことを考えるこの頃でした。