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行きつコツ2月14日「別世界へといざなう味」フレンチレストランCadet

 パートナーの誕生日に神保町にあるフレンチレストラン「Cadet」へ。
 3年連続でお世話になっており、もはや恒例行事と化している。
空間、サービス、味、器と全てにおいて信頼しているレストランでもある。

 オーナーシェフである松城シェフは元々、私の友人から紹介受けたものだが厨房が一人で切り盛りしている。
 今回で3年連続ではあるが新鮮な驚きを与えてくれる。
 ちなみに初来店時の記事はこちら。

 まずは乾杯のシャンパン。繊細な泡具合がほどよく喉を刺激する。
 

シナモンの効いたナッツが美味い

 まずは前菜。メニュー表には「車海老 グレンシャンベノア 林檎」とある。グレンシャンベノアは、初めて聞く言葉だ。調べてみると、シャンパーニュ地方で作られるチーズのようだ。緑のソースはパセリ出来ているとのこと。早速、いただくといきなりの衝撃だ。チーズの食感がふわふわとしている。メレンゲとも豆腐ともふんわりケーキとも違う。パセリのほろ苦さと小さく立方体に刻まれた林檎がほんのり甘さを出す。そのマリアージュたるやのっけから別世界へといざなってくれる。これを味わえただけでも多幸感が押し寄せる。

 二品目は「真白子 ビーツ サラダ」

上のリングはクッキー風

 真白子をムニエルに仕立て上げている。そのため表面はカリッとしつつ白子の柔らかさとの対比が際立つ。脇に添えたナスがまた美味い。上のリングが炭が入ったクッキー風のもの。香りだけでトリップ出来る。 

ペバン オランジュ ロットNO33 オレンジワイン

 シャンパンの後はオレンジワイン。ちょっと濁りがあり、皮のしぶみがいい味わい。
 3品目は「菊芋のポタージュ」
 菊芋自体が初めて食べるもの。お皿の脇には生ハム、そしてトリュフが添えられている。香りだけでその芳醇さを感じる。美味い。もう3打席連続ホームランを喰らった気分だ。ほんのりとした苦味が上品だ。

 4品目は「真ハタ 菜花」
 真ハタのポアレ。ハタの素材の良さをダイレクトに出してきた感じ。

 5品目は「北海道牛ロース ポムピューレ」
 ポムピューレとはマッシュポテトのこと。
 ちょんと乗った塩胡椒?がまた肉を引き立たせる。赤身の美味さを存分に堪能する。 

 シメには「オマール海老のバターカレー」
 二口程度のごはんにカレーソースが掛かる。
 エビの香り、食感がたまらない一品。これだけでも思い切り食べたくなる。こんなカレーの専門店があれば絶対通うだろう。
 

 デザートは定番の「苺 マスカルポーネ」
 透明のジュレがまた美味い。

 パートナーも大満足のようでいい時間であった。
 おすすめの店なので気になる方はぜひ、どうぞ。

https://cadet-tokyo.com/

下のURLは店のHPです。







 



 

 


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島津秀泰(放送作家・動画制作・インタビュー・文章作成)
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