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生きるコツ2月9日「怪人さを感じる人々」
U-NEXTで「ゴッサム」シリーズを観ている。BATMAN登場前のゴッサムシティーを舞台にしたテレビドラマだ。
昔も一度観たがまた、ドはまりしている。ここに登場する怪人たちの心理描写とか、怪人誕生に至るまでのストーリーも今更ながらに考えさせられる。とりわけ、ドラマの最初のほうは怪人ではないのだが、トラブルに巻き込まれるうちに闇に抱えている人格が呼び起されて怪人へと変貌していく。
そんなドラマを一気見してるせいでこの世の中の怪人アンテナが働くものでつい、この人は「ゴッサム」の怪人向きだなという目線で見てしまう。その代表が元TBSアナウンサーの宇垣美里さんである。
https://news.yahoo.co.jp/articles/89488435074c6dff554813c8dd68b05b0b40e3e5
特に後半の「アンガーマネージメントに真っ向から反抗」の記事では
宇垣アナは「私、アンガーマネジメントは“クソくらえ”と思っていて」とバッサリ。「“6秒我慢して、怒りを飲み込んでから伝えよう”みたいな。でも、それだと“その時に言ってくれればよかったのに”って言う人がいるから。その瞬間に“それはイヤですね”とか“今の失礼ですね”って言わないといけない」といい「反射神経で殴られたら、殴り返さないとっていう意味」と説明していた。
香ばしい、実に香ばしい。通常、人間関係には立場なり、ポジションというものがある。会社員なら尚更だ。自分の浅はかな感情が組織の不利益になること、集団作業においてマイナスになることなど日常茶飯事だ。まあ、スポーツ選手でも怒りを見せたり、精神的な弱さを見せたものは勝負にも大概負ける。冷静さを失ったものは負けるのだ。先日のフジテレビの記者会計んでもどんな暴言を吐かれようと、バカな記者の質問を受けようとフジテレビ幹部が冷静さを失ったら火だるまだろう。
その点、彼女は違うようだ。本当に自分の中の正義に反することは明確に口にする。漫画の世界のような人だ。きっと悪役とかやらせたら最高の演技を見せるのではないか。今後も何かと刮目していきたい。
そしてやはり、この人は怪人だなと思うのは大谷翔平選手の元通訳であった水原一平氏だ。この人の持つ2面性は実にドラマ的だ。最初に違法賭博のニュースに触れたときは「まさかあの人が」と何かの間違いじゃないかと多くの人が思ったはずだ。
でも最近の情状酌量を求める内容を知ると、闇の深さを感じる。ギャンブルでの失敗の他に歯の治療に使うなど、単なるギャンブル依存症では説明できない行為もある。
もしもゴッサムに登場するなら?
天才的な詐欺師かはたまた、トゥーフェイスか?
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