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人生ブランコ11月4日「アラフィフのフリーランサーはどこへ消えた?」
青梅に住む先輩Hディレクターの下に行ってきた。
目的はプレミアプロのレクチャーである。独学では分かりづらいこまごました内容を学ぶためだ。やはり自分が5時間も6時間もやって出来ないことをものの数秒でやってしまう。この時間の無駄さを考えると誰かに教えてもらうことって大事だなと思う。
このHディレクターは今は某大手企業の広報などの仕事をやりながら、カヤックの出来る青梅へ住んでいる。
先輩との話はこれからの仕事の話になるのだが、「同世代のディレクターって何をやってるんですか?」と聞いてみると「分かんないよ」とのこと。二人の共通の知人、「Mさんはどうしてますか?」と聞くと「Mはねえ、映像学校の講師をやってるよ」「ただ、それだけじゃ食えないからね。奥さんがフライトアテンダントで稼いでるらしいよ。島津と同じパターンだよ」
常々、フリーランサーという仕事をやってると不安定過ぎて露頭に迷うことも背中合わせだ。僕のような放送作家しかり、テレビディレクターしかり。今なら出版関係のライター、編集者も軒並み苦しい生活だろう。中には例外もいるだろうが。
で、みんなどうやって生きてるのか?は気になるが何せ、人間調子悪い時に「調子が悪いです!」「仕事がないです」とSNSでは言わない。本当にどうしているのだろうか?
僕がSNSの運用代行に活路を見出したように何かしらの変貌が必要だ。時代の流れである。もはや放送作家と名乗るのも変な話になっている。今年に限っては一本もやっていない。もはや映画を撮らない映画監督と一緒だ。自分で引退、廃業と言わない限り、免許制度があるわけじゃないので便宜上、放送作家と名乗っているのが実状だ。
Hディレクターが企業の広報に、Mディレクターは映像学校の講師に。いろいろあるようだけど安定はしてないというね。
意外と大事なのは奥さん、パートナーの深い理解というか経済的サポートというのは非常に大きい。ヒモじゃないけど、好きなことでメシを食うのが困難になってきている。中島みゆきさんの「地上の星」じゃないけど、あの頃、熱意をもって仕事に取り組んでいた放送作家やテレビディレクターはどこに消えたのか?ついつい気になってしまう。
クライアント先でもある「唇辣道」(西池袋店)で秋の火鍋祭りをやります。ぜひ、ご参加ください。
SNSの運用代行やってます。
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