S.A.D ターゲットマーケティングのジレンマ 2月7日
どこで仕入れた話か、思い出せないのだが、自分の親がテレビのBSを見ていて気ばかりが滅入ってしまう、という話を耳にした。
というのも流れるCMがやれ、腰が痛いとか、尿漏れ安心おむつとか、やれ、若返りとかそんなCMばかりを見せつけられて嫌な気分になるという。
いわゆるターゲットマーケティングというやつで企業にすれば、その層が多いからCMを流すわけで制作側にすれば、それでおまんま食っている以上、スポンサー様様なので、その傾向は変わることはちょっと考えにくい。
で、私も齢50に近いが、Yahooニュースとか、ネットをいじっていると「48歳 俺の独身飯」とかじゃんじゃん、広告が出てくる。
ああ、そうだとも。そのターゲットは間違いじゃない。企業の活動としても間違いじゃないがイラっとくるのだよな。
不安をあおられ過ぎるのか?
年齢をことさら意識させられるのか?
冒頭のBSを見ている私の親世代もおむつのCMを見て「言われなくても、知ってるわ!!」と怒ってそうだ。
何だろうか、ターゲットされすぎた広告にイラっとする感じ。うっせーわとか思うんだけどとはいえ、逆の企業の立場なら、
「効率よく、広告打たんかーい!」ときっと私も言うだろう。検索の時代から移り、レコメンドの時代花盛りか。ターゲット広告と無関係な広告も混ぜながら出来ないのかね。ターゲットマーケティングのジレンマを感じるこの頃だ。
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執筆者:島津秀泰(放送作家)
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