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チーム制作で失敗した話

どうも、ヒジキリョウです

以前まで名前を「りょう」にしてたんですがハンドルネームをnoteでも使っていこうと思ったので、これからは「ヒジキリョウ」でいきます。

この記事を書くに至った経緯

先ほどRepezen FoxxのDJ社長と本田圭佑が話している動画を見て、日本は外国よりも成功体験ばかりフォーカスされて、挑戦して失敗したことに対してあまり寛容ではないなーと思ったことが発端です。

誰しも成功に至るまでにたくさんの失敗があるし、僕はキラキラした明るい人間じゃないので自分の不器用で泥臭いところも見せたいと思います。

そして失敗経験を共有することで、読んでくれた人が同じ失敗をしないでほしいと思いこの記事を書きます。

ちなみにさっきコンビニで買ってきたレモンサワーを飲んで、絶賛ほろ酔い中なのでこの勢いで書きますw

始まったチーム制作

今から2年前の専門学生時代にさかのぼります。

僕は「SAOのようなVRゲームを作る」という目標のもと同じ学校や外部の大学からメンバーを集め、ゲーム制作団体を立ち上げました。

詳細を書いた記事がこちら

初めは一人で制作していたのですが挫折し、どうしてもあきらめきれずチームを作って完成させようと思いました。

人生で初めて自分のやりたいことで人を巻き込んで15人ほどの組織を作り、ディレクター兼プランナー兼プログラマーとして制作を進めていくことになりました…


結果、1年ほどかけてなんとか完成させ、ストアにリリースできたので最低ラインは達成できました。

しかし僕にとってはとても成功とは言えなかったのでその原因を書いていきます。

失敗の要因

そもそも制作前にイメージしてた成功は「自分が理想とするクオリティのゲームを販売して、みんなで飲み会をやれるくらいの売り上げを出すこと」でした。

完成させてリリースしたものの、クオリティも売り上げも理想とは程遠い結果になったのでその要因を書きます。

1.しっかりとした仕様書を作っていなかった

2.自分が抱えているタスクが多くてキャパオーバーし、他メンバーを適切にマネジメントできなかった

3.人を集めすぎて、タスクを上手に割り振れなかった 

ゲーム制作に限らず、何かしらプロジェクトを進行する際には全てやらなくてはいけない当たり前のことですが、当時の僕はそれらの重要性を理解できていませんでした。


1.しっかりとした仕様書を作っていなかった

もともと途中まで一人で制作していた、そしてゲームの企画書・仕様書をまともに作ったことがなかったこともあって、仕様書がないまま制作を開始しました。

北海道という目的地だけ決めて、地図や情報が全くない状態で東京から歩き始めたみたいなもんです。

別の言い方をすると自分がこれから事業を始めて、目標を達成するまでの過程を記した"事業計画書"がないまま事業を始めたというふうにも言えます。

このチーム制作は最悪失敗してもいい状態だったからまだよかったものの、仕事だったらありえないし、チームで動くとなったら共有するための資料として必要になってきますよね。

2.自分が抱えているタスクが多くてキャパオーバーし、他メンバーを適切にマネジメントできなかった

当時の僕は自分で手を動かして作っていきたい、自分の思った通りに作っていきたいという気持ちが強く、プログラマーもやってました。

自分自身のタスクをこなしながら他メンバーの状態を常に把握しつつ、タスクを割り振っていき、面白いゲームに近づけなければいけない。

まともな仕様書もなかったので想像以上の大変さでした。 

世の中にいるマネージャーをやりながらプレーヤーもやっている方を尊敬しますねほんと。

3.人を集めすぎて、タスクを上手に割り振れなかった 

2の原因にもなりますが、メンバーを15人くらい集めてしまいました。

特にプログラマーが多くて7人くらいいたと思いますw

メンバーリクルートの時点から最適な人員や人数を見据えていれば、こうはならなかったと思います。

まとめ

上に挙げた要因は知っている人からしたら当たり前のことだし、もっと周りの人に相談していれば未然に防げたかもしれません。

しかし自分のやり方でやって失敗してからこそ重要性が分かったし、同じ失敗は二度と繰り返さないと思えました。

今は新しいメンバーと新しいゲームを制作していますが、あげた要因は現状発生してません。

失敗は誰にでもありますし、ミスってはいけないところでミスして数日間へこむこともあると思います。

目標を達成するためにどうするか考えることも当然大事ですが、失敗したときにその失敗を生かしてどう動くかも大事だと僕は思います。

テレビで芸能人が不祥事を起こしたり、炎上したときなどちょっとしたことでもやたらと叩く人が多いけど、「なんでこれからを見守ってあげられないんだろう、応援してあげられないんだろう」と思います。


大切な人がへこんでいるとき、悩んでいるときに手を差し伸べる

無謀に見えるようなことに挑戦している人を応援する

失敗しても「まあそういうこともあるよ! 次がんばろうぜ!」と背中を押してあげるような人間でありたい

そんな人が世の中に一人でも増えたらいいなあと思います。


そろそろ酔いがさめてきたのでこのへんで終わります笑

ではまた

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