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着物には私たちが思っている以上に包容力があるのではないでしょうか。 enso Japanでは多様性に溢れる今の時代にふさわしい、「現代によりそう着物」の提案・情報を発信してまいり…
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スペシャルムービー制作現場より〜クリエイティブディレクター湯川篤毅氏の一問一答

「芒種」の候となりました。 梅雨の時期にも入ってまいります。 きものでお出かけする際は雨の備えもしておきたいものです。 先日リリースしたムービーは、クリエイティブディレクターの湯川篤毅氏に力強く支えていただき完成いたしました。 今回は湯川氏に一問一答形式で制作秘話、そしてcreativeについてのお話をしていただきました。 「enso Japan」プロジェクトに参加してくださったのはなぜ? 伝統と革新。 とかく茶道でも華道でも武道でも「道」がつくものや、昔からの伝統と

長襦袢を着る④伊達締めをする

作物にとって恵みの雨が降る「穀雨」の候となりました。気づけば平成最後の二十四節気です。来たるべき「令和」という新しい時代まで一週間。大型連休にも突入いたします。 せっかくの長いお休みです。着物でお出かけという日を作ってみてはいかがでしょうか。 ※写真をクリックすると動画をご覧いただけます。 今回は長襦袢を着る④「伊達締めをする」の動画をお送りいたします。この4回で長襦袢は最後になります。長襦袢を綺麗に着ることは着姿に繋がるといいます。ぜひ参考にしていただければと思います

「長襦袢を着る③シワを除く」

※写真をクリックすると動画をご覧いただけます。 生きとし生けるものすべてに清々しく、明るく美しい輝きが宿る清明の候となりました。 セレモニーも多い時期、礼装をきちんと着るためには、おしわを綺麗に取り、生地に程よい緊張感を持たせることも大切です。 今回は「長襦袢を着る③シワを除く」の動画をご覧いただきたく思います。 <POINT> ・胸紐の上から身八つ口に親指を入れ、余計なシワを脇に寄せます。 まずは後ろから。背縫いがずれないように、左右対称にシワをとります。

「長襦袢を着る②〜胸紐をする」(動画)

※写真をクリックすると動画をご覧いただけます。 ・右手は右バストの下あたりを押さえます。 ※ここが支点になります。しっかり押さえておきましょう。合わせた衿が崩れてしまうので動かさないように。 ・袂を腕にかけ、左手で胸紐を取ります。 ※袂を腕にかける際は、せっかく合わせた襦袢の衿が動かないよう、左右どちらかの手は必ず上前を押さえておきます。また、左手で胸紐を取るときは真ん中を持ちましょう。 ・胸紐の真ん中を右手の親指にかけ、紐を平行にしたまま後ろに回し、クロスさせ

「長襦袢を着る①〜衣紋と衿を合わせる」(動画)

※写真をクリックすると動画をご覧いただけます ・まずは頭から足の先まで、まっすぐ立っているかを確認。※着付けの最中は常に姿勢を意識します。呼吸を整えリラックスし、姿勢を正すことで着崩れにくく着心地のいい着付けになります。 ・長襦袢を羽織ります。※羽織るときのポイントは、首に襟の部分を一度しっかりとつけること。 ・衿が左右対称になっているか確認します。※掛け衿の縫い目や衿先などで揃えましょう。 ・右手でウエストの高さあたりの掛け襟を持ち、左手で右手と同じ高さの背縫い

美しき姿に心地よさは宿る(動画配信のお知らせ)

地中で眠る虫だけではなく、草や花や木も山も。 冬ごもりから目覚める啓蟄の候となりました。 このたび、伊藤仁美による着付けの動画配信をスタートいたします。 「enso japan project」本格始動です。 プライベートサロン「enso」でレッスンを受けてくださっているみなさまに復習していただけるものを、 また、遠方にいらっしゃる方や仕事や育児でなかなか時間が取れないみなさまにはいちから学んでいただけるものを。 二十四節気のたびに動画を一つずつ公開していく予定です