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お願いする時のフィット感について。
弁天さまのご祈願、お地蔵さまのご祈願、
それぞれお申し込みありがとうございます!
お申し込みの方にはご自宅での供養法をお送りしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
万が一着いておられない方がございましたらご一報くださいませ。
弁天さまもお地蔵さまも手に如意宝珠を持っておられることが
多いのですが、これは福徳を与えてくださる印です。
如意宝珠は文字通り、思いのままに宝を流出してくれるもの。
これは現世的な宝だけでなく、出世間的な宝も指します。
つまり、仏さまや仏法も象徴しています。
何回か書きましたけど。
「成仏するために願う願いなら、世俗的な願いも叶う」
「全員仏になるように指導していきますが、その間に
世俗的な福徳も備わるようにしますよ」ということ。
それを象徴するのが如意宝珠です。
これをお持ちの方は宝部の仏さまと思うとだいたい合ってます。
あとは、現世利益をお得意とする天部の神さまがた。
龍なども持っている時があります。
で、福徳をお願いするには頼み方があるわけですけど。
弁天さまが金運如意を非常に得意とされているのはご存知の通りですが、
銭洗弁天さんの「お金を洗う」といった独特のお願いのしかたがあるように、
祥鈴庵の弁天さまにもなんだかそういうのがおありのようです。
それはどうも
「願っていることについてフィット感を持ってしっかり言葉で伝える」
ということのようです。
「弁」天というだけあって、言葉を重視しておられるのか?
という気がするのですが。
身口意一致させる、っていうことをすごく強調して書いてたのも、
ここに繋がってるのかもしれませんね。
例えば、供養法を行って皆さまの福徳を得たいというお願いを
お伝えする時には、弁天さまの徳を讃えて祈願の内容を読み上げる
と言ったことをするのですが、
この時通常「心願成就」とか「福徳円満」とかいう決まり文句で
お伝えすることがほとんどです。
しかし、この伝え方だと叶い方にシャープさが欠ける時があります。
ここにもちらっと書きましたけど。
「誰がどういう意図を持ってそれを行うか」と同じように、
「誰がどういう意図を持ってその願いをどのように叶えて欲しいと思ってるか」
を詳しくお伝えした方がいい時があります。
願いの叶う時というのは、天の時地の利人の運、みたいな感じで
縁起の流れがタイミングよくその人の元に流れ込んだ、みたいな
感じで叶うことが多いです。
お願いする人の功徳と、仏さまの加持力と、法界の力が一致した時、
という言い方もできます。
今日は引用が多いな。
叶うタイミングが近づいてきている方の場合、
弁天さまはちょっと細かくその内容をお聞きになりたそうな
雰囲気を出されることがあります。
今回「女性の願いを叶える」とおっしゃったのもどうもそういうこと、
のような感じがします。
ですので、今回お申し込みの方はなるべくつぶさに、
ご自分のお願いをご自分の言葉でお伝えしてください。
お伝えしているうちに、もしかしたら弁天さまが
「うん!」と大きく頷いてくださる感じがするかもしれません。
60日に一度のご縁日、すごく楽しみですね!
私も楽しみにおつとめさせていただきます(^人^)