えんさい

農学系出身の一社会人。農業に限らず、需要を気にせず、日々考えていることや、マニアックな…

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農学系出身の一社会人。農業に限らず、需要を気にせず、日々考えていることや、マニアックな話題を書いていくつもりです。当初は「思索」と「鉄道」をメインテーマとしていましたが、興味の対象が増えるたびにジャンルが増えていきます…

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  • 鉄道の話

    鉄道(車両・設備)について、マニアックな話を書きます。

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    私が趣味で書いたものをまとめています。

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    いろいろな思索について書きます。個人的なものから、宇宙規模のものまで扱います。

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    おいしかった食べ物、珍しい食べ物、知っている食べ物について書きます。

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twitterはじめました

超今更ですが、twitterをはじめました。 私はtwitter文化には長らく親しんできたのですが、自分ではこれまでやっていませんでした。 理由としては、 1. 発信意欲よりも、自分の意見を表明することの恐怖が勝っていた 2. 無思慮な発言で炎上しそう 3. あまりにも自分の志向に合致していて、ツイ廃になりそう 4. 今更感がある の4つがありました。 しかし、この1年間細々と試行的にnoteを使ってみて、発信、表現への意欲が高まってきました。 また、炎上を避けるた

    • 貨物電車第2期 : スーパーレールカーゴの後継を勝手に考える(前編)

      はじめに従来、わずかな例外こそあれ、貨物列車は機関車が牽引するものでした。 その状況を打ち破ったのがM250系電車、通称スーパーレールカーゴ(SRC)です 佐川急便専用列車として2002年に登場したスーパーレールカーゴは、高速輸送が求められる宅配貨物を機関車牽引列車では実現不可能な最高速度130km/hで輸送する「最速の貨物列車」として活躍を続けてきました。 しかし、登場から20年以上経過した現在も最初の2編成+予備車(合計42両)に続く製造はなく、貨物電車というジャンル

      • 鉄道貨物倍増計画 : 10年で何ができるか?

        鉄道貨物倍増計画2023年9月30日、こんなニュースが報道されました。 国土交通省は、トラックドライバーの労働規制強化による輸送力不足問題(いわゆる「2024年問題」)の対策として、鉄道・船舶の輸送量を10年でそれぞれ倍増させることを目標とするとのことです。 鉄道は、かつて陸上貨物輸送の主役といえる存在でした。 幹線だけでなく地方のローカル線でも、貨物列車が駅ごとに貨車を繋いだり切り離したりしながら走っていたのです。 しかし、トラック輸送のドアtoドアの便利さにはかなわず

        • 死生観の話(前) 令和の「先祖の話」を考える

          前々から気になっていた本を読みました。 柳田國男「先祖の話」(初版1946年発行) 私が読んだのは角川ソフィア文庫版(初版2013年発行)です。 著者が本書で語るのは、現代では遠くなってしまった戦前の先祖観よりさらに前にあった、明治以前の先祖観と、それに基づく民俗です。 著者が生きていた時代でさえ、本書で語られるような先祖観は農村部にわずかに残存するのみとなっていたものでした。 つまり、現代という地面から掘り下げ、地層を2つ掘りぬいたところにある、ほとんど忘却されたような

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          小話?「三右衛門の仕業」

          みなさんは「有原三右衛門国義」という人物をご存知ですか? ご存知ないと思います。 三右衛門を知る人は今やほとんどいません。しかし、かつては三右衛門は富山ではよく知られていた人物でした。 三右衛門は鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武士です。正確な生没年は伝わっていません。 伝承によると、三右衛門は武蔵国、今でいう東京都・埼玉県のあたりで生まれたとされています。 有原一族は在原業平の末裔ともされてますが、これが真実かどうかは定かではありません。 三右衛門は、髪が長

          小話?「三右衛門の仕業」

          伊勢神宮の檜から考えたこと - 永遠があった時代 -

          春は花粉の季節でもありますね。 花粉症の人は、檜という植物について、あまり良い印象はないかもしれません。 しかし、檜は日本の歴史を通じて重要な木とされていた植物です。 今回は、花粉症の辛さをきっかけに、檜について昔考えていたことを思い出したので、それについて書いていこうと思います。 檜の利用の歴史 檜という木を木材として見ると、 ・まっすぐに育つので、長い丸太が得られる ・耐久性に優れ、適切に扱えば千年以上朽ちることがない ・木目がまっすぐで加工しやすく、ゆがみに

          伊勢神宮の檜から考えたこと - 永遠があった時代 -

          「生存許可」を求めて

          こうしてまとまった記事を書くのは久しぶりです。 以前、「自己肯定感」についていくつかの記事を書いたことがありました。 当時の私は、自己肯定感について「自身が抱えている問題を概ね把握している」と認識していました。 しかし、今回自分が考えていたより根深い問題であったということに気づいたことで、記事を書こうと思いました。 「愛」の欠如 記事を書いていなかった期間にしていたことの一つに、「パートナー探し」があります。 当初の想定通り、活動はうまくいっていません。 しかし、そん

          「生存許可」を求めて

          なぜ愛されたいと思うのか考えていたけど、 自分には価値がないと思っているから、誰かに愛されること、承認されることで自分に価値があると感じたかっただけなのかな

          なぜ愛されたいと思うのか考えていたけど、 自分には価値がないと思っているから、誰かに愛されること、承認されることで自分に価値があると感じたかっただけなのかな

          岩切地区に建設中の新仙台貨物駅のホーム長さを測定してみたら、他の東北本線貨物駅と大差ありませんでした。ということは東京-札幌の編成延長はなさそうですね。

          岩切地区に建設中の新仙台貨物駅のホーム長さを測定してみたら、他の東北本線貨物駅と大差ありませんでした。ということは東京-札幌の編成延長はなさそうですね。

          香港ヴァーズの「ヴァーズ」と、香港ヴァーズを勝ったグローリーヴェイズの「ヴェイズ」は同じ「vase」であることを知って驚いています(ヴァーズがイギリス発音、ヴェイズがアメリカ発音)

          香港ヴァーズの「ヴァーズ」と、香港ヴァーズを勝ったグローリーヴェイズの「ヴェイズ」は同じ「vase」であることを知って驚いています(ヴァーズがイギリス発音、ヴェイズがアメリカ発音)

          ふるさと納税の人口1人あたり寄付額ランキングを作ってみた

          はじめに今年、初めてふるさと納税をしてみました。 返礼品に力を入れている市町村は非常に多く、地方の市町村にとっては貴重な収入源として重視されていることがうかがえます。 もちろん返礼品のことを考えれば寄付がまるまる市町村の収入になるわけではありませんが、残りは返礼品の生産者である地元に回るわけで、それはそれでよいことです。 元々入る予定だった税収が入らなくなる大都市部からは当然反発を受けていますが、制度自体は完全に国民に定着した感があります。 では、最もふるさと納税で寄付を集

          ふるさと納税の人口1人あたり寄付額ランキングを作ってみた

          豚の腎臓を人に移植する話を聞きましたが、私が何となく心理的抵抗を感じるのは、それが「食材」であるということが原因のようです。

          豚の腎臓を人に移植する話を聞きましたが、私が何となく心理的抵抗を感じるのは、それが「食材」であるということが原因のようです。

          noteに投稿を始めたのが、昨年の10月の始めでした。 後半の半年はストックが乏しく、ほとんど記事を書くことができませんでした。1年間続けるのは大変ですね。 今後も不定期になると思いますが、投稿は続けていきたいと思います。

          noteに投稿を始めたのが、昨年の10月の始めでした。 後半の半年はストックが乏しく、ほとんど記事を書くことができませんでした。1年間続けるのは大変ですね。 今後も不定期になると思いますが、投稿は続けていきたいと思います。

          最近「人間は所詮本能と感情の奴隷、理性は無力」と言わんばかりの主張をよく聞くようになったと個人的に思います。しかし、そういう主張をする人が、しばしば理性の産物である科学を主張の根拠にしているというのは面白いところです。

          最近「人間は所詮本能と感情の奴隷、理性は無力」と言わんばかりの主張をよく聞くようになったと個人的に思います。しかし、そういう主張をする人が、しばしば理性の産物である科学を主張の根拠にしているというのは面白いところです。

          最近の2車体式電気機関車というと東芝製のイメージですが、都営地下鉄のE5000形電気機関車は川崎製なんですね。

          最近の2車体式電気機関車というと東芝製のイメージですが、都営地下鉄のE5000形電気機関車は川崎製なんですね。

          「東芝レビュー」に掲載されているEH800形の性能を見ると、青函トンネル登り勾配での最高速度は90km/h程度だそうです。 それなら下りの速度を110km/hから90km/hにすれば、相対速度270km/hを保ったまま新幹線を180km/hで走らせられるのではないでしょうか。

          「東芝レビュー」に掲載されているEH800形の性能を見ると、青函トンネル登り勾配での最高速度は90km/h程度だそうです。 それなら下りの速度を110km/hから90km/hにすれば、相対速度270km/hを保ったまま新幹線を180km/hで走らせられるのではないでしょうか。