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60代からの作文ドリル(7)おもちゃのアイデア

問題「新しいおもちゃを作るとしたら、どんなものにしますか?そのアイデアを教えてください。」


2024年8月2日(金)

私の考える新しいおもちゃは、流体素子を応用した「流体ブロックのおもちゃ」です。

電子回路の実習教材として、電子ブロックというものがあります。電子ブロックは、電子回路を構成する部品、例えばトランジスタや抵抗器、そしてダイオード、コンデンサ、コイル、ランプ、トランスなどを透明または半透明樹脂のケースに封入したブロックをパズルのように組み合わせて、目的となる電子回路を組み上げるものです。

「流体ブロックのおもちゃ」は、電子ブロックの流体素子版です。以下にそのアイデアを示します。

「流体ブロックのおもちゃ」で対象とする流体は空気です。その空気の取込みには、圧搾空気ボンベを使用します。圧搾空気ボンベとして、市販のペットボトルを再利用し、自分で空気を圧縮して封入できるようにします。

市販のペットボトルに空気を注入し、流体ブロックへ空気を供給するため、逆流防止弁付きの注入口と出力ホースのついた専用のキャップを用意します。

「流体ブロックおもちゃ」の部品として、以下のようなブロックを用意します。

  1. 圧搾空気ボンベの空気出力用ホースを接続するブロック。

  2. 入力孔から取り入れた空気を、複数の出力孔へ分岐させるブロック。

  3. 入力孔から取り入れた空気を出力孔に通すか通さないかを、ボタンで制御するブロック。

  4. 一つの制御孔からの空気の入力により、入力孔から出力孔への空気の流れを制御するブロック。

  5. 入力孔から出力孔への方向には、空気が流れるが、逆方向には流れない機構を持つブロック。

  6. 入力孔からの空気の流入がある時だけ、ブロック上面の板の色が切替わるブロック。このブロックは、黒から白、黒から赤、黒から黄色、黒から緑に切替わる種類のブロックを用意します。

「流体ブロックのおもちゃ」は、これらの流体ブロックをパズルのように組み合わせ、目的となる流体回路を組み上げることに挑戦して遊ぶものです。

流体回路の例としては、交通信号機のシミレーション、3並べなどが考えられます。例の他にも、自由な発想で独自の流体回路が楽しめるおもちゃを想定しています。


この内容は、学生時代に学んだ流体力学を思い出し、考えた作文です。
もし、この作文に書いたような「流体ブロックのおもちゃ」を既にご存知の方、これらか制作しようという方がいらっしゃったら、情報提供をお願いいたします。🙂


2024年9月1日(日)

本記事の記述で、ルビ付きの箇所をルビ無しへ訂正しました。

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