1週間でゲームを作る技術の表紙について
この本についての話です。
表紙イラストはむじさんに依頼しました。
表紙ができるまで
表紙についてはイラストを先に作ってもらってあとからタイトルとかを入れました。
その時のログが残ってなかったんで記憶を掘り起こしていますが…
・にぎやかさ
・1週間のスケジュールっぽい感じ
みたいな雑な指定をした記憶があります。
表紙案
表紙について結構悩んだのでいっそのこと・・・というわけでアンケートとかとったりしてました。
Unityゲーム開発者ギルドというSlackコミュニティがありそちらで製作をしていました(著者もそちらで募集しました)
大体の人たちの書く内容からより届くには・・・と悩みつつネタも含めて次のような表紙案を作りました
表紙案のアンケート
アンケート実施前に1と4,5あたりかなと思ってた(特に5)んですが自分の想像と同様の結果になりました。
ネタだけでは伝わらない
某ゲーム雑誌オマージュは実は合同誌をつくる当初から案としてはありました。
もっと雑誌らしい構成でもよかったかも・・・?
とはいえタイトルがユニ通だけでは手に取る人にはなにも伝わりません。
強いて言うなら某雑誌オマージュということでしょうか・・・
この本を手に取るべき人はどんな人だろうか
この本を手に取る人ってだれだろう?これは明確に1週間ゲームジャムという1週間でゲームを開発する人の開発の話を知りたい人や過去に何度も完成させている人たちのエッセンスを読み次回は完成させたい人である。と定義していました。
1週間ゲームジャムという言葉はどうしてもハイコンテクストです。1週間ゲームジャムに興味を持つにはまずそれがどういうものかを知っていないといけない。
4案と5案はそういった情報を知らなくても手に取りやすい表紙をイメージしたタイトルでした。
内容を想起させる。
4案のだめなところはテクニックブック→なんの?→1週間ゲームジャムの
この1週間ゲームジャムというものが知らないと本の中身を読まないと行けないことでした。
一方5案は1週間でゲームを作る技術と1週間ゲームジャムという情報を排除して、もっと多くの事前情報が知らない人でも内容が想像しやすい言葉のみで構成されています。
読んだ人はきっとこの本には1週間でゲームを作るための事がかいてあると考えるでしょう。1週間でゲームを作る事に興味がある人達が手にとってくれます。1週間ゲームジャムに興味をもっている人はもちろん1週間ゲームジャムを知らなくても手に取りやすいタイトルになったと思います
同人なんだから楽しまないと「ユニ通」
でもそうはいってもユニ通も捨てがたかったのです。もともとこの本は色んな1週間ゲームジャムに参加した人たちのエッセンスを盛り込み対談を入れて…某雑誌風にしてみたいという構想が少なからずありました(座談会ログはその名残です)
アンケートの結果ユニ通は一番票を集めたということもあり、これは組み合わせるしかあるまい!となりました。
そしてユニ通+1週間でゲームを作る技術というタイトルになり、雑誌風なら雑誌オマージュとしてコンテンツについてもかかないと・・・となり
この表紙になりました。過去にいくつか自分でも表紙デザインをしましたが過去最高に良い表紙ができたなとおもいます。
(過去作はBoothからどうぞ)
https://nagara-studio.booth.pm/
そして1週間ゲームジャムがはじまる
この本は当初の技術書典8で頒布した場合1週間ゲームジャムの最終日に頒布することになってたんですが、中止になってしまい。それならいっそ1週間ゲームジャムの始まる前に出すことにしよう!と決めました。
1週間ゲームジャムに挑む前に是非一度これまでに挑んできた人たちによって書かれた攻略記事と語られた座談会ログを是非読んでいただきたいです。
これを作った自分も1週間ゲームジャムに参加しようと思ってますので是非完成したらゲームを遊んでください。
それでは
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