2023/12/23 東京・受験・就職という呪縛の正体

日本は戦争のない平和な時代を長く享受しているけど、毎日のように自殺者が絶えないのは国民が決して幸福ではない証拠だ。
平和はもちろん尊いけど、階層の二極化とその固定化を招く要因でもあり、やがて不幸な多数派の反発で壊れていく脆い運命でもある。

昭和時代初期の地獄の殺人戦争が終わって兵隊が不要になったけど、今度は経済戦争が始まって大量の労働者が必要になった。
国家にとっては国民の役割が兵隊から労働者に変わっただけで、多くの国民は相変わらず自由なんてない。

今の多くの日本人を苦しめている三重苦は東京・受験・就職だと思う。
東京で受験と就職に成功して幸せな人も少数はいるだろうけど、圧倒的多数の人は大して成功なんてしていないし、不幸だろう。

ここでは詳しく書かないけど、この国には江戸時代中期からしぶとく根付いているカルト宗教(朱子学の改竄)があって(個人的に江戸教と名付けている)、この三重苦の基礎だと推察している。

脱東京、脱受験、脱就職の生き方もあっていいのではないだろうか?
東京にはたまに観光で遊びに行き、受験は真ん中くらいの成績でやり過ごし、就職しないで自由業でもいいではないだろうか?
江戸教の呪縛から、そろそろ自由になってもいいのではないだろうか?