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007.大好きになった街

イエメンの都市部は標高が2,000m以上で、18~26℃を上下するぐらいの気持ちの良い気温でした。
さらに乾期だったこともあり、宿のドア窓から日の出とともに強い陽射しが差し込み、酸素もやや薄いので目覚めは毎朝6時台でした。

イエメンの首都サナアの宿(シングル約800円/泊)

「急ぐ旅ではない。」
出国前、毎日死に物狂いで皿洗いや盛り付けに務めていた旅館バイトはもうありません。ここまで2週間でアジアを終えてしまった反省を踏まえ、イエメンではゆっくりしようと決めていました。

不思議なもので、数日経つと現地の雰囲気を楽しめるようになりました。
毎朝必ず街中に、「アザーン」という「礼拝しますよ~」の号令が鳴り響き、

イエメン最大規模のアルサレハモスク


その後屋台でケバブを地元民と貪ります。

記念だ!ということで帽子を頂きました。


お昼前から街がにぎわうと、自分も外を散策したり広場で座って過ごしたりしていました。


街で唯一の日本人なので地元の皆さんも認識したのか、葉っぱを取りに行こうと誘われたこともありました。。

この国はどうやら、カートという葉っぱを夕方に噛むという嗜好があるようで、誘ってくれたのは「コーヒー飲みに行こう」というようなノリのカジュアルなものでした。

皆カートが大好きのようです。


のんびり過ごすこと14日間。
気づくとこの街が大好きになっていました。皆さんとにかくマイペースで殆ど怒りません。
都市部は渋滞が多く、散策中に何度か車同士の衝突事故がありましたが、2,3分見てると、ハグして「じゃあまた」という感じで事態が収まっていきます。最初見てて意味が分からなかったのですが、そういう感じでした^^;

バイク横転事故も、この後何事もなかったように運転して去っていきました。


焦らない。感情的になっても仕方ない。
幸せは祈りから生まれる。

勿論色んな側面があるはずですが、ほぼ100%の方が真剣なイスラム教という国で、無宗教の自分は多くのことを学んだ気がします。

そしてイエメンを出てヨルダンに入った時、イエメンが少し幻想的な雰囲気だったことに気づきました。
後にも先にも、マクドナルドが無い国は初めてです。


ヨルダンの首都アンマン。久しぶりに見るスターバックスやベンツの広告が新鮮に感じました。
女性が歩いている姿も久しぶりに見れました。

久々に飲む「アイスコーヒー」


ここで数日過ごし、宗教の聖地「エルサレム」へと向かいました。
心配だったのはイスラエルの入国スタンプですが、これはまた次回に。


私のブログ、本人が思い出すことが多く、旅の進行が遅いのですが引き続き宜しくお願いします笑


このブログは、「なぜ僕がコーヒーとシェアの活動をしているのか?」を辿っていきます。
そして、今の活動で「コミュニケーションが生む本当のスペシャルティコーヒー」を知ってもらいたく、7月4日(月)12:00からクラウドファンディングにも挑戦致します。

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