010.傷が多い街
セルビアの首都ベオグラードには6日程滞在していました。
目的な特にありませんでしたが、アジア中東のようなクラクションの多さがないのが寂しい感じでもあり。
でも居心地も良かったりして落ち着いて毎日散策していました。
そういえば、欧州に入ってから話しかけられることが極端に減りました。
前月のエルサレムで、日本人に頂いた沢木耕太郎の「深夜特急」という本を読み始めたのもこの国からです。
スイスやチェコにも列車で行ける反面、ゆっくりしたい気持ちもあったみたいです。とりあえず次の国には隣の「ボスニアヘルツェゴビナ」にしました。
途中まで学生の通学用にもなっていたらしい国際バスで移動します。
陸路国境ならではの出入国審査もこの辺りから慣れ始めました。
約1週間のセルビアを後にし、ボスニアの首都サラエボへ。
偶然かもしれませんがこの夜に急に寒くなりました。。
雰囲気は穏やかというよりは暗く感じ、なんとなく「この街は明日出よう」と決めました。
殆ど人と話すことなく翌日、気分新たにしたく予約せずにまたバスへ。
モンテネグロという国にも興味はありましたが、
次に来るバスの行先がクロアチア方面だったので、ドブロブニクへ行くことにしました。
紛争の名残なのか気のせいなのか、サラエボは色々な建物の壁が欠けていたり、杖をつく男性を何度も見かけたり、トラムの窓が割れていたり。
中東とは違う厳かな感じを覚えています。
ただ、バスが到着すればアドリア海。
元気が出そうでわくわくするバスの時間でした。
今日も見て下さりありがとうございました!
2022.7.4より、これまでの経験から学んだものをクラウドファンディングで表現しております。是非ご覧ください!
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