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015.旅が進まない。

5日間のポーランド滞在を終えて、向かったのはハンガリーの首都ブダペスト。

ブダペストっぽい写真がありませんでした


東欧からまた西へ来たので、すこしオーストリアやチェコを思い出すような街の雰囲気でした。

季節は12月上旬。とにかく寒かった。
ただ街が素敵だからか、家族やカップルが笑いながら歩くのも多く見かけました。

川沿いの雰囲気が最高です


そんな中私は、日本人が経営するホステルを見つけることができ、早速そちらに向かいました。
中に入ると「チェックイン」とか「宿泊」とか、久しぶりに見る日本語。なぜか安心感で感極まります。

受付の方も日本人。
宿泊している方も全て日本人。

ただ、私はここで沼にハマります。
突然のこの「日本」な雰囲気に安堵感が溢れ、旅が進まなくなってしまいました。
宿には漫画もある。炊飯器があるからスーパーでお米を買えば白米も食べられます。

ある日の夕飯。もはや日本食です。


この3か月、1人で突き進んだ旅だったので小休止にはなりました。

ただ、バックパッカーの中ではこの状態を「沈没」と呼びます。
私はこの沈没に初めてなってしまいました。(ちなみにこの後もう1度訪れます。)

単純に色々な国を周り、疲れたような状態で、居心地の良い街と宿に巡り合うと止まっちゃう方が旅人では多いようです。


幸い私はこの後、12月12日に日本の友人に別の街で会う約束をしていたので5泊でチェックアウトできました。
ただ、この「アンダンテホステル」というとても居心地の良い、スタッフの方も優しく親切な日本人宿には「35泊目」という方もいました。

その方は南米を4か月、そしてアフリカを10か月回った後に欧州に入り、此処に辿り着いたそうです^^;

物価も西欧ほど高くなく、ビールも相変わらず1ユーロ以下。温かいお湯もある程度出るし、公衆浴場もあるブダペストは本当に居心地の良い街でした。


そして旅はこのハンガリーが中間点です。
このあと、パリそして北米へ向かいます。


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