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013.混ざり合わない部分を見たい。

チェコの首都プラハから私はさらに東へ、列車で移動しました。

欧州の駅舎はどこもかっこよかったです

8時間程かけてポーランドのクラクフという街へ着きました。
朝早かったため、到着も夕方前で助かりました。宿を探しやすい。

早速降車したクラクフの駅には数人のキャッチみたいなおじさんたちが近づいてきました。

そのうちの1人が妙に安い金額を掲示してきたのに驚きます。
4泊で30ユーロ。本当でしょうかw

ただ、とても嘘をついているようには見えずとりあえず予約せず彼について歩いていきました。

クラクフ中心部

今までのウィーンやプラハとはまた全然違う雰囲気です。
歴史地区は世界遺産にも登録されてるようですが、当時の僕には世界遺産は全く関心がありませんでした。


街並みよりも、上の写真左側でボードを持ったまま読書をする男性が気になっていたのを思い出します。さぼり方が上手だなと。


キャッチ男性についていくことおよそ15分、そろそろバックパックの重みが気になるぐらい歩いて到着したのは民家でした。

どうやら自宅を改装もせず宿泊場所として提供してる闇民泊のようなファミリーでした。

生活感がすごい


宿とは思えない自宅感。
最初は少し「大丈夫かな」と思っていたのですが、奥の部屋には100歳を超えたという女性がいらっしゃり、その夜は家主の男性とおばあ様と2時間程会話して過ごしました。


途中、「ビールを飲みましょう」と言われついていくと驚きの価格だったり。

ビール?0.5L 0.65€。



2日目以降も「夕飯を一緒に食べよう!」みたいな雰囲気になり色々ご馳走になりました。


ポテト。カツレツのようなもの。ピクルスのようなもの。

結局、4泊5日4食で本当に30€。
あまりおすすめできない泊まり方かもしれないけど、非常に楽しい滞在でした笑

環境、文化、言語、宗教が違う方達と、あそこまで語り、酒を交わしたのは貴重な経験でした。混ざり合わない部分も多い日本とポーランドの価値観、なぜか私はこの国のことも好きになりました。

こういうものを良く食べていました。

そして滞在最終日に、私は決めていた場所に行くことができました。

漠然と思っていましたが、この旅で1番インパクトのある世界遺産でした。
クラクフはアウシュヴィッツ強制収容所の近くの都市、ここに行くために滞在していました。


振り返ると、
この遺産を訪れたことで、私の価値観は自然と変わったように思います。
アウシュヴィッツのことは、次回もう少し書いてみようと思います。


今日も見て下さりありがとうございました!
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