自社新規採用に特化したTikTok
「踊るなんてwwwww無理無理wwwww」
失礼いたしました。
TikTokの運用代行事業を展開するEnnovation代表榎本です。現在も自社垢運用や商品紹介メディアを運用しており、主にEC系商品のTikTokでの認知獲得から成果までの動線設計を得意とする企業です。
今回はTikTokを起点とした採用について書いていこうと思います。
冒頭の文章について話していく前に、昨今のTikTokの事情をおさらいしていきます。
以前
若者のSNS
ダンス動画がメイン
企業が使うものではない
現在
幅広い世代が使うSNS
様々な動画で溢れている
企業参入が著しい
実際企業がどのような運用をしているのかはTwitterにて分析と共に紹介しておりますので興味がありましたらぜひご覧ください
TikTokの利用用途の流れは、一時期のインスタグラム同様、ただの若者のSNSから、企業が集客に活用するフェーズに移行してきています。
その中で最も注目されている運用目的は集客と採用の2つです。
今回はその中でも採用についての運用ノウハウについて紹介していきます。
踊るなんて無理無理wwwは当たり前
企業の運用目的でありがちなのが、TikTokの運用として社員がダンスをする動画です。これは至ってシンプルな運用ではある一方、自社リソースで実施するには社員協力が不可欠となります。
しかし、出演する心理的ハードルは依然として高く、実施できない企業様が多いのが実情です。
ただし「採用動画のためにダンスをする」というのはあくまで1つの手段であり、それだけが全てではありません。
今回は実際に採用動画を出している企業のパターンを紹介します。
①社長が語るシリーズ
社長自らが語るケース。
視聴者として敬遠されがちですが、社長の人柄や方針に賛同して採用につながるケースがある動画です。
ただし、やはり小難しい話をすると伸び悩んだりするため企画の仕方は工夫うが必要です。
②部下がおかしいコント動画
部下がおかしなことをして、社長が突っ込む面白おかしい動画。
こういった雰囲気が元々ある会社は、このノリが会社の楽しい雰囲気を作っているということを伝えられるため、視聴者も見やすく、採用にも繋がりやすいです。
ただし、実際の雰囲気とは異なりすぎる、無理をしてふざけていると採用につながったとしても退職リスクが上がるので、会社の雰囲気に合った内容にすることが必要です。
ただし、部下役はカメラマンでOKのため、部下役の方は出演しなくていい点はキャスティング面でのメリットとも取れます。
さらに、上司と部下という普段から起こりうる関係性のシチュエーションは共感を呼びやすく動画運用としては非常に回りやすいモデルです。
ただし、今紹介した2つ以外にも運用手段は様々です。
上記以外の動画を作る上での共通するポイント
ポイントは
共感できるか
視聴者目線か
わかりやすいか
自社と合っているか
という点です。TikTokは瞬間のインスピレーションで反応が伸びる動画の素養が強く、見るひとはみなさん初めましてです。さらに、自社発信ではなく視聴者起点での企画作りにしないと、見るに耐えないケースも出てきます。
もし自社ですでに運用している企業様がいれば、自社の運用を見直すきっかけに、今後運用しようと考えている企業様の場合は参考になれば幸いです。