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2022年振り返り②

2022年の振り返り①の続き


「陽性ですね。10日間自宅療養して下さい。」

頭が真っ白になった。

せっかく2022年
またあちこちモデルの仕事に
行って色々活動しようと
思っていたのに・・・

行こうと思っていたワークショップ
撮影に美術モデルの仕事を
全てキャンセル。

お仕事キャンセル分
5万円の損失。
入院、手術の出費の後に 
これは辛い。

そして個人事業主には
コロナにかかった時の手当ては
全く出ないのであった。 

その他もろもろの給付金関係
調べて申請するしかない。

また色んな意味で
追い詰められてしまった。

しかもそのタイミングで
浜松美術協会にも
私は入っていたので
浜松美術協会展に
作品も出展しないといけない。

過去の作品を出すか?
また新たに描くのも
この体調でやるのは辛い。 

やろうと思って
やれないことはない。 
 

でも私の中でストップがかかった。 

また作品を展示して

「稚拙だ。」

と言われたら
どうしよう。

自分の中ではわかっていた。

美大も行かず、基礎も学ばず
デッサンの練習すら
していなかった私。

そりゃ、美大卒な方から
目の肥えた方からすれば
私の絵なんて・・・

また自分の絵に
ダメ出しが始まり

結局、コロナの言い訳に
私は浜松美術協会展に
作品を出すのを
やめたのである。

私の絵なんて
人に見せれない。
展示なんかしたら
恥ずかしい。

そう思って私は

絵描きとしても 

逃げ出したのである。



そしてコロナの自宅療養期間が
終わり、絵描きとしての活動は
捨ててモデルのお仕事に
励もうとたくさん動き出した。

名古屋でのモデルのお仕事が
増えてきたので
浜松から往復するのも
大変になり
名古屋に引っ越そうかと
たまたま不動産で物件を探したら
すぐに見つかり
スムーズに引っ越しが決まった。

きっと名古屋に引っ越しするべく
決まった運命の流れなのだろう。

条件バッチリの良い物件を
見つけて、新しい部屋の鍵を開ける。

「この場所から新たなスタートだ!
名古屋でモデル頑張るぞ!」
ワクワクしながら
新しいお部屋の全体を見渡し
引っ越しの準備を進める。

それは汗ばむ夏の
7月終わりがけ
での出来事だった。



8月になり私は浜松と名古屋の
往復をしながら
モデルの仕事を行っていた。

新しい場所、新しい目標
名古屋でモデルの仕事を頑張るぞ!

自分で言うのはなんだけれど
夏場~秋にかけての私は
キラキラしていたと思う。

あの出来事が起こるまでは・・・


2022年の振り返り③へ続く




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