岐路
高校生の頃文通してた新潟の同学年の子がいた。昭和だなぁ
ある日手紙に、今人生の岐路に立ってるんだ、ということが書いてあった。
どういう内容だったのかまるで覚えてないのだが、この「人生の岐路」という言葉のインパクトだけが印象に残ってる。
きっと、卒業後の進路だと思う。
ああ、こういうのを人生の岐路って言うのかぁ、将来選んだ方に納得するのかな、と思いながら返事を書いたような気がする。
そんな幼かった私でも、50も過ぎてしまい岐路もいくつか経験してきました。
あれは間違えてたね、というのも、でも私らしい選択だったということで許せる。
振り返ってみて、間違えた自分を笑うことができるかどうかだ。
忸怩たる思いで地団駄踏むような選択、その後がひどいことにならなかった、というだけで御の字だ。そこまでの選択ミスの人っているのか?選択したら結果オーライで考えたり工夫してないんじゃないのか。
でもヤクザに騙されたとか、酷いケースもあるのかもしれない。知らないで生きてこれて何に、ということもないが感謝しなくては。
今、ちょうど岐路に立っている。
もう決めたから、立っているんじゃなくて歩き始めてる。
びっくりするほど、迷わなかった。
みんなにとって一番はコレ!ってすぐわかったから。
みんなにとっても、私にとっても、新しい時間が始まっている。
がんばろう。