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<短文>パーティーには呼ばれない

”パーティーには呼ばれない” 今日もどこかで愉快な奴らが、集まり 日常から溢れた何かを持ち寄り、なんだか愉快なことをしている。 夜なのに昼間みたいに明るく煌々と照らされた その場所に集まる人々。 それは、毎日どこかでやってるような気がしてそわそわしてしまう。 でも僕は、パーティーには呼ばれない。 楽しいふりができないし、人を楽しませるよりも 自分が楽しいほうがいいから 大きな声を出すのが得意じゃないから 遠くでその光と群がる人を見ている方が楽しいから きっと、思ったより楽し

    • 日記:イチブトゼンブ

      海の波で削れたとある洞窟へ行った。入場料は500円。ごつごつとした内部の岩に触れる。奥には2,300年前の仏像が並ぶ。その洞窟の中は完全に整備されていて、人間の歩きやすいフラットに舗装された通路を等間隔に並んだ照明が空間を演出している。火災報知器までが整備された完全なアミューズメントになっている。その自然との出会いは不自然な出会いとしか思えない。 しかし、そうやってでも自然と相対すると人間の小ささはより加速する。この岩壁はこれまで何万年もここにあって、そしてこれからも、何億

      • 主観的感想第1回 映画『SICK OF MYSELF』(邦題:シック・オブ・マイセルフ)

        映画を見た時に抱いた感情はの環境、時間、周囲の人間関係、年齢様々な要素が映画に対するスタンスを変える。そういうことは重々承知であくまで主観的な視点でバックグラウンドも調べず、あくまでファーストインプレッションを大事に主観的に映画を語る企画になる。 第1回目は、SICK OF MYSELF(邦題:シック・オブ・マイセルフ)。 はじめに。ネタバレを含みます。 ※まず、ストーリーテリング、シーンの取捨選択、セリフ、カット割り、撮影、編集、にあたるレベルを独断でジャッジする。論

        • 今日、悪人と出会った話

          今日、久しぶりに仕事帰りにバスに乗った。 普段は電車に乗るのだが、いつものルートで帰らないというちょっとした日常に飽きない工夫だ。 バス停のある駅前のスーパーで夕飯の食材を買ってそのレジ袋を持ち、ちょうど時間だったバスに乗り込んだ。 乗客はまばらで席には余裕があった。 どこに座るのが楽か、それぞれの好ポジションがあるのではないか?僕にはそれがあって段差かあって一段上がっている最前列のシートだ。前に座席がないので圧迫感が少ないのだ。 そうして僕はいつもの席に座った。レジ袋

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        • 原案
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          日記メモ:かつて思いついたアイデアのトラッシュ

          昔、2013〜14年20歳くらいの男性のアプリで儲けようとしていた時期の当時のアイデアの羅列 @アプリのためのシステム概念の考察 ◾擬似人工知能 チャットサイト(ロシアのサイト、チャットルーレットなど)にプログラムを徘徊、レスポンスを収集、統計的に擬似人工知能をつくる。ある問(当たり前だが、プログラムには意味は理解できない)に対する反応を確かめるには別の人間にその問を投げる、そうすれば質問の意味は推測できる、又は意味はわからなくても最低限の会話は成り立つ。誰と話しているの

          日記メモ:かつて思いついたアイデアのトラッシュ

          日記メモ:やがて到来する時代

          インターネットはコピーの時代 AIはそれらをサンプリングする時代 これら2つを並べて考えると 明らかにネット文脈、つまりメディアの流れの中に 必然的に生まれてきたことがわかる。 インターネットの特性は通信じゃない、 あらゆる場所で様々なものが複製される点にある。 zoom会議も映像が自分とあなたのパソコンで複製されてコピーされているのだ。これは通信ではなくコピーの作用も持っているはずだ。つまり、現実を複製するデータ化するということにおいて。 データの音楽、文章、映像。再

          日記メモ:やがて到来する時代

          短編小説:ギョーム②本船にて、邂逅

          "何か"は宇宙の果てに近づいているというメッセージを送ってきた。 ギョームはそれを無視した。 宇宙の果てなど存在しないと思っていたからだ。 しかし、そのメッセージは繰り返され、やがて船内の仮想空間にも侵入し始めた。バーチャルな地球の風景が歪み、いたるところにそれはメッセージとして広告や看板、モニター、出会う人々の言葉として出現した。 ギョームのメンバーたちの記憶が混乱した。 ギョームはそれを防ごうとしたが、"何か"の力は強大だった。 ギョームはついに"何か"と対話すること

          短編小説:ギョーム②本船にて、邂逅

          日記メモ

          〈見た映画〉 ・タンポポ(伊丹十三) お葬式の後、伊丹十三の第二作。 本筋は山崎努と渡辺謙から始まる。豪華だ。この映画はラーメンウエスタンムービーらしい。西部劇を下地にしたアングルや構成やストーリーになっている。食と生(性)の因果などを語るパートと本筋が入り乱れる構成。珍しい試みで、物語に厚みを持たせるためなのか、食というテーマを貫くためなのか。食べるとは生きることなのか、生きるということは食べるということなのか。フェチズムなのか。なんだかわからないが賑やかな映画だ。

          日記メモ

          日記メモ:短篇小説ギョーム①

          @サウンドトラック https://music.apple.com/jp/album/below-the-waste/992890031 短篇連載sf : ギョーム宇宙の果てを目指す宇宙船が闇の中を一直線に進む。 流線形で撫でるような曲線と先端には星を貫く槍のような形状。地球を捨てた人類はサスティナブルで永続的な旅を続ける。ここでは生まれてから死ぬまでこの船で暮らすのだ。揺籠でもあり棺桶でもあるこの船で。 温和な性格にDNAを改変されたヒトが人数調整されたコミュニティで暮

          日記メモ:短篇小説ギョーム①

          自分メモ+日記01

          自分メモ+日記 2023/02/08 日記をはじめる。 年が明けてから暇で仕方がない。 仕事が一向に来なくなってしまった。 サラリーマン=ベーシックインカムになりつつある。 嬉しいし楽そうに見えて、内心はかなり不健康だ。 こんな時間もこれから何年生きるつもりかしらないが貴重なのかもしれない、 暇ついでに残しておくことにする。 <最近見た映画について> ・「ちびまる子、私のすきな歌」 キャラクターとして子供とお姉さんの組み合わせが良い。子供が少し先の未来を垣間見る瞬間、知ら

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