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エノキド中学生時代

僕が通っていた中学校は家から近くて、みんなと一緒に帰ってもすぐ家だから話の途中で帰るみたいなことが多かった。
それ実は結構寂しかった。

中学生になって僕は部活に入らなかった。
だから帰るのがめちゃくちゃ早かった。
学校で1位くらいの早さで学校の校門を出ていた。

中学3年生の時、生まれて初めて受験というものをした。
それまで受験ということに対してあんまり意識していなかった。
というかサッカーで高校に行くと思っていたので勉強はあまりしなかった。
夏過ぎにサッカーはクラブチームでやることが決まり、高校受験が本格的に始まった。
目指すのは都立。
クラブチームでたくさんお金がかかるので都立1本で受験に挑んだ。

受験のために塾に通った。初めて塾に行って、みんなすごい勉強してて驚いた。
こんな中で僕は勉強できるのかと思った。
最初は結構ちゃんと行っていた。でもだんだん遅刻が多くなったりした。それはシンプルに勉強が嫌いだったから。
あと塾長が嫌いだった。なんか覚えてないけど好きではなかった。
だから、

受験の3ヶ月前に塾を辞めた。

なかなかいないと思う。受験の3ヶ月前に塾辞める人。そっからはもう自分との戦い。頑張って勉強した。

そんな時に推薦入試があった。
都立は2回チャンスがある。
推薦と一般。
推薦で受かればラッキーくらいな感覚だ。
でも僕はここで受かりたいと思っていた。
推薦入試は面接したことだけ覚えている。
全然喋れなかった。終わったなって思った。
結果は不合格。
めちゃくちゃ泣いた。
帰りに一般入試のお金を郵便局にお母さんと一緒に払いに行ったのをすごく覚えている。

チャンスはあと1回。一般入試しかない。落ちたらどうするのかは考えていなかった。
でも受かる自信もあんまりなかった。

試験当日結構緊張。
問題を開くと、めちゃくちゃわかる問題しかなかった。
これきたわ。と思った。
なかなかいい出来だと自分では思っていた。
家に帰って、答えを合わせをするとボーダーラインを普通に超える点数だった。
嬉しかった。
すごい安心した。

そして合格発表の日、自分の番号があった。
最高だった。
頑張ってきてよかった。
塾辞めてよかった。
初めての受験は良い思い出となった。

次は高校生の学校生活について話します。
1番記憶があるので何回かに分けて話します。

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