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政党型宗教「れいわ新選組」
野党ベンチャー「れいわ新選組」を私は『カルト政党』だと定義しています。
一方『カルト』と云えばやはり『宗教』でしょうか‥。
『カルト宗教』その典型の一つが「オウム真理教」でしょう。
「れいわ」との類似性を述べてみたいと思います。
オウム真理教が政党を立ち上げた
1990年2月。政治団体「真理党」を結成したオウム真理教は、第39回衆議院議員総選挙に於いて信者25人を立候補させました。
‥そして全員落選(全員供託金没収)。
その後5月になって突如として熊本県波野村にサティアンを構築。
地元熊本では大騒動となりました。
JR肥後大津駅前のジャスコ(現・大津ショッピングプラザアーク)に早朝から軽トラでオウム信者が乗り付け、オウム食で用いる「納豆」の大量買い占め(店舗側から予約販売を断られたため実力行使に及んだ)などが話題になっていました。
この頃、熊本市内繁華街(具体的に云うと「鶴屋前」など)で『ザ・ブッダ(前後2冊)』などの広報誌を配布するオウム信者をよく見かけました。
※たまたま歩いていたら配っていたので前後編セットで2冊貰いましたよ。実は今もIBB新南部スタジオに保存していますw
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なななんと!オウムはラジオ局も所有していました。
1992年から1995年まで「オウム真理教放送(エウアンゲリオン・テス・バシレイアス)」を運営。ロシア・ウラジオストクの送信所から日本に向けて大電力で放送。日本国内どこでも受信可能でした。
※白いニカブを着用して目だけを出した「不思議少女ナイルなトトメス」みたいな女性(オウムシスターズの一人)の顔写真に「私を聞いて私を感じて1476KHz」というキャッチコピーが記されたプリクラが近所のバス停(大江校通り※熊本市)に沢山貼ってあり、それを一枚剥がして持ち帰って1476KHzを受信してみたら「オウムラジオ」でした。録音したカセットテープを数本温存しておりますw
‥というわけで「オウム」は広報活動をかなりマメにやっていました。
その力の入れようは「れいわ」なんか足元にも及ばない広範なもので、
ざっくり云いますとね。宣伝力は「オウム」の方が遥かに格上です。
(持ち上げているわけではないので‥念の為w)
オウムはパソコンショップ「マハーポーシャ」、ラーメン店「うまかろう安かろう亭」、カレーショップ「運命の時」、喫茶「Caféうまかっちゃん」、宅配お好み焼き「阿羅漢」など手広くやっていて自前の出版社「オウム出版」も持っていました。そのほか「人材派遣業」「テレクラ」などなど何でもアリ!の俗っぽい団体でありました。
オウムは権力を得たかった
元々麻原彰晃という一人の人物を徐々にカリスマ化させ、やがて絶対的存在として祭り上げていった「オウム」ですが、それは当然《教団内》だけ通用する限定的な地位です。
教団内の無茶なルールを外部に行使した途端‥それは「違法」だったり「非道徳的行為」と批判されたりするわけで、その結果《坂本弁護士一家殺害事件》《松本サリン事件》《地下鉄サリン事件》などの重大事件を連発させ歴史的大騒動になっていったのです。
「動けば動くほど摩擦を生む」‥だからこそ欲したものが『権力』です。
権力さえ手中に出来れば、ルール(法律)を変えたり司直の手を緩めることも可能です。
元は個人経営の小さな小さな教団だったオウムが、やがて政治権力を手にするため「選挙」→「革命思考」と野望を拡大していったことは想像するに難く有りません。結果として大失敗に至るわけですが‥。
先に権力を持ってしまった「れいわ新選組」
山本太郎代表を徐々にカリスマ化させ、絶対的存在として祭り上げていったのが「れいわ新選組」です。
立ち上げ当初様々なキャラで色とりどりだったものを排斥し、更迭し、事実上の独裁体制を築いた経緯を見れば火を見るより明らかです。
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ですが「れいわ」は複数の国会議員・地方議員を有する『国政政党』です。
彼らは「たかだか山本太郎‥」「ヨチヨチ歩きの政党」など自らを矮小化する発言を好みますが、やってることは真逆で《大きく観せる》ことに必死です。
ただ、残念なことに大石あきこ共同代表という稀代の足引っ張りが「私もカリスマになりたい!」と云ったかどうかは分かりませんが、この御仁が自分を大きく見せよう欲を出した途端、必ずと云ってよいほど《ボロ》を出し、トラブルを招きます。(トラブルちゃんではない)
最近の大阪・茨木市のれいわ支持者逮捕事件の稚拙な対応などもそうですね。
なので敢えてここは大石氏の功績を評価しておきましょう。
同氏の頑張りこそ「れいわ新選組」の急拡大を阻止して現在の中途半端な屋台で停滞させている原動力(野党ベンチャー・エンジン)なのです。
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宗教政党と政党宗教
「オウム」は宗教から政治権力を目指しました。
一方「れいわ」は政治権力を安定化・絶対化するために宗教化を図りました。
どちらに甲乙つけるか?ではなく、ほぼ「相似形」みたいなものです。
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「オウム」は結果として政治権力を奪取できなかったので、革命思考に走り、機関銃の製造、毒ガス・サリンの製造などに突き進んでいきましたが最後は国家権力によって制圧されました。
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一方「れいわ」は最初から政治権力を得ています。
大石あきこの存在が革命思考を匂わせてはいますが、まったくもって虚仮威し(こけおどし)で、せいぜい《タコ踊りデモ》でアピールが関の山。
その裏で中途半端な権力を末永く維持するための「様々な工作」が顕著化するでしょう。
しかし上級指導者がバカ揃いなので、稚拙な工作が露見したりボロがでまくりです。
ただ、上記のような裏工作を進める上で、邪魔になってくる存在(最初は内部でしょうけど‥)に対する何らかの強行犯的な行為が暴発しないとは限りません。
極左など中途半端な寄せ集め集団なので可能性は低くないと私は考えています。「監視」することが必要です。
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