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野党ベンチャーの信者になるということ。

「野党ベンチャー」という私の造語が広がりを見せている。
意味については「こちら」をご高覧頂くとして、
今回は、野党ベンチャーの求心力に巻き込まれ、やがて『信徒(信者)化』してしまう人たちについて書いてみようと思う。

こちらのイラストを御覧頂ければ一目瞭然。
実績を伴わず、絵空事(決して絵空事が悪いわけではない。それを実現すべく誠実に行動すれば、それは政治家としてアリである)を、情熱的・扇情的に語る政治家または候補者あるいは政党をとりまく支持者たちの姿である。

①ある者は扇情的な言葉に感動して支持者となる。だがその背後にある人物や組織あるいは過去の実績など大して気にすることなく信じてしまっている。上辺だけを見て人を信用し、裏切られるリスクについて思慮することなく「自分だけは大丈夫」「この人に間違いなどあるはずがない」と確信を持って行動する。これを『正常化バイアス』と呼ぶ。

②ある者は周囲の声を聞く。だが支持する政治家または候補者あるいは政党を批判するアンチの声など耳に入れたくないので元々ブロックしていたり、同一コミュニティつまり同じ方向を向いている人とのみ会話をするようになっている。当然リテラシーなど介在しない。まさに井の中の蛙。これを『デジタル限界団地(の住人)』と呼ぶ。

③ある者はふと不安にかられる。この人たちは本当に信頼できるのかと‥。だがこれまでに投資してきた金銭(寄付など)あるいはボランティアとして流した汗と涙。これらを無にすることは出来ない。あと一押し頑張ればきっと本気で動いてくれる。そう信じて抜けられなくなることを『コンコルド効果』と呼ぶ。

④ある者はアンチに対する個人攻撃やデマを吹聴する。目的は「分断」つまり信者たち(羊たち)を都合の良い空間に押し留めるための煽動である。党からの密命を帯びて煽動する者、狂信的信者(悪意が無い)など幾つかのタイプがある。総じてこういう輩を『突撃隊』と呼ぶ。


多くの一般市民は、政治に近接せず、むしろ遠巻きに見守りながら「批判ししたり風刺の対象」として扱う。そして「怪しさや欺瞞」を感じたら一気に距離を取り、外堀から石礫(いしつぶて)を投げつける。

一方、良かれと思い「渦(野党ベンチャー)の中心」に近接した人の中には「信者サイクル」に巻き込まれ、離脱することが困難な状態におかれてしまう。
例え、党内でいかなるハラスメントや党是に反する行為が行われても逃げ出すには相当の精神力が必要となる。

さて、私の周りには「信者サイクル」の罠にハマらなかった幸運な人、そして「信者サイクル」から離脱したサバイバーたちが続々集まってきている。何れも『熱く綺麗なスローガンに反する行いを黙認し隠蔽する野党ベンチャーの実態』を直視した人たちである。

信者サイクルから抜け出たいと思うあなた。いつでも相談して欲しい。
info@ibb.osaka



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