こころの中の色
学生の頃、お友達に愚痴を言ったときのこと。
「あなたと話していると、気分が暗くなっちゃう。」
どうしてそんなこと言うの?
信頼して話していたのに、どうして嫌がられるの?
嫌なんじゃない。
それって
相手の心に余裕がないのではなくて
自分の心に余裕がないということに
気付くまでは時間が必要だった。
自分の心のいろんな感情が
赤 青 緑 黄色
いろんな色に変化していって
混ざって黒くなって追いつかない
そのまま相手にぶつけたって
相手も鏡、困ってしまう。
イライラしている人の話は
どうしても尖って聞こえる。
まとまりのない色。
刺さったら痛そう、抜けない気持ち。
一回白い紙に塗り直したらどう?と思うくらい、ぐちゃぐちゃな色。
聞いている側の余裕ではない。
話している人に余裕がないんだ。
そんなことに、気付かされたとき
心の中にはいろんな色が存在する。
そう感じました。
まりな